商品の詳細
永遠の不服従のために

永遠の不服従のために
By 辺見 庸

価格: ¥ 1,500 1500円以上は送料無料 詳細

発送可能時期: 在庫あり。
販売、発送は Amazon.co.jp

28 新品/中古商品価格 ¥ 1

おすすめ度:

商品の詳細

  • Amazon.co.jp ランキング: #77496 / 本
  • 発売日: 2002-10
  • 版型: 単行本
  • 267 ページ

エディターレビュー

内容(「BOOK」データベースより)
人間的とは何か。非人間的とは何か。柔らかに、いつまでも続ける、「反抗」への誘い。大反響の「反時代のパンセ」(『サンデー毎日』連載)、待望の単行本化。

内容(「MARC」データベースより)
暗愚に満ちたこの時代の流れに反逆する勇気がないなら、次善の策は、日常的な服従のプロセスから離脱すること。「だらしのない抵抗」の方法だってある筈だ。『サンデー毎日』に連載の「反時代のパンセ」に加筆・訂正して刊行。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
辺見 庸
1944年宮城県石巻市生まれ。早稲田大学文学部卒業。70年、共同通信社入社。北京特派員、ハノイ支局長、編集委員などを経て、96年退社。この間、78年、中国報道で日本新聞協会賞、91年、小説『自動起床装置』(文芸春秋刊、文春文庫)で芥川賞、94年、『もの食う人びと』(共同通信社刊、角川文庫)で講談社ノンフィクシヨン賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


カスタマーレビュー

考えさせられました5
自分の不勉強を反省させられる一冊だった。
殺伐とした事実と、叙情的な作者の文体が見事にマッチしていたように思う。
何度でも繰り返して読みたい本である。

時事ネタから普遍的事実へ5
9・11後、日本、世界の動きから戦争の臭いを嗅ぎ出し、断固としてそれに服従しない意思表示。彼の文章のスタイルが好き。彼の文章はどこまでいっても彼の意見である。『社説』とは違う。自分の意見を包み隠さず表現する方法を学んだ。彼の本質を求める姿勢(世界とはなんだろう。歴史とはなんだろう。人間存在とはいかなるものか。国家とはそもそもなんなのか。人知とはなにか。)は現代人が身に付けるべきもののひとつであろう。

日本の狂気な時代転換を糾弾してきた重要なテキスト5
本書は2001年〜2002年のサンデー毎日掲載文「反時代のパンセ」を編集したもので、著者はコイズミ時代が戦争体制(対米追従)への構造改革を成し、日本人の倫理感やマスメディアの知的及び良心レベルが既に壊死していたこと等を鋭く暴き、強く凶弾しています。

近著と収録作の重複がありますが、体制に迎合するマスコミ・新聞では描き得ない当時の時代の日本(人)の真の動き(姿)を知ることが出来ると同時に、自らのマスコミや国家権力とその非道への立ち位置を考えるきっかけを与えてくれる、極めて優れた書だと思います。

当時の自らを振り返れば、東京転勤等で人生に焦り、日経を毎朝超満員電車で読む一方、大前研一氏らのビジネス書を読み漁っていたことや残業中に見た稲本のワールドカップのゴール等が想起され、その時如何に自分が日本や世界の(裏に潜む)真の動きや事(戦争)の重大さに無知・無関心だったかを痛切に思い知らされました。

多くの方が私と同様の恥を感じると思いますが、畢竟、恥を知った我々は、著者があとがきで述べているように、弱虫は弱虫なりに根源の問いをぶつぶつ発し権力の指示にだらだらとどこまでも従わない「だらしのない抵抗」を試みる人間へと僅かながら変われるのかも知れません。