天辺の椅子
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #476589 / 本
- 発売日: 1992-10
- 版型: 単行本
- 377 ページ
エディターレビュー
出版社/著者からの内容紹介
二〇三高地攻略で"日本陸軍最高の戦略家"と折り紙をつけられた児玉は宰相という天辺の椅子の目前に急死する。ナンバー2の軌跡
内容(「BOOK」データベースより)
宰相という天辺の椅子を目前に、歴史から消えていった、明治の俊才児玉源太郎その、起伏に富んだ生涯を、直木賞作家の眼で鋭く描いた長篇小説。
カスタマーレビュー
他の関連本との併読が必要
著者は「私は公平な観点から書いてます。」という書き方を前面に押し出しているが、端々に「日本が全て悪かった。」、「日本は侵略の意図を明治の初期から持っており、着々と準備を進めていった。」といったような表現が出ており、現在では化石的とも言える左翼思想が根底に流れている作品である。熊本城放火を児玉がやったものと決めつけていること等疑問な部分は多々あるものの、児玉源太郎本人に関しては、よく調べて書いているようである。しかしながら、児玉を取り巻く世界情勢や日本政府の状況、周囲の人々等に関する著者の認識は上記思想に基づいているため疑問な部分が多い。したがって著者がそれらの認識に基づいて記している児玉の考えや言動等についても多分に著者の考えに都合の良い表現がされている。本書を読んで児玉源太郎についてよく理解できたという感想をお持ちの方もおられるようであるが、本当に児玉源太郎や明治という時代を理解したいのなら、本書とは別の関連本を併せて読むことを強くお勧めする。
政治家児玉源太郎を感じる
私自身、複数の児玉元帥に関する本を呼んでおります。本書はその中でも
類希な戦略家(軍人)としての評価より、日本を近代国家にするために
豊富な知識をその時々の立場(大臣)で発揮した優れた政治家として
表現している名著であるとおもいます。何度も読み返し一種のビジネス書
(行動学)として活用させてもらっています。
これが児玉源太郎か
と親しみに近い感慨を抱きました。児玉源太郎といえば『二百三高地』で丹波哲郎が演じたイメージしか無かったんですが萩藩の支藩としての徳山藩の下級藩士の子として生まれ山田顕義に目をかけられながらも寺内正毅、乃木希典の後塵をはいし、西南戦争で乃木が軍旗を奪われた責任を熊本鎮台の参謀としてとらされ散々な目にあわされながら名指揮官、名参謀としての頭角を現してくるストーリー展開は好感が持てます。




