マスゴミ崩壊~さらばレガシーメディア~
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #4656 / 本
- 発売日: 2009-09-17
- 版型: 単行本
- 243 ページ
エディターレビュー
内容紹介
■「2ちゃんねる」発のカリスマ言論人が
■マスメディアのビジネスモデルを一刀両断!!
■「捏造報道が繰り返されるのは、その産業構造が問題だった!」
◆既存マスメディアの「終わりの始まり」が始まった感のある昨今、ネットユーザーの間では新聞報道やテレビ報道に対する不信感が募るばかりである。08年に起きた毎日新聞「WaiWai変態報道事件」を端的な例として、朝日新聞の“反日的”な偏向報道やNHKの“捏造”に辟易している読者や視聴者は多いだろう。
◆本書は現在、地殻変動が起きている「報道」の現状を分析し、マスメディアのビジネスモデルを舌鋒鋭く、かつ論理的に分析する、ネットユーザー代表・三橋貴明氏による初の「マスメディア論」である。(※本書タイトルの「マスゴミ」とはネットスラングで「マスコミ」と「ゴミ」の合成語)
◎本書の構成
第一章 捏造! 偏向! 報道テロ!!
第二章 新聞が抱える「暗闇」
第三章 最後の護送船団~テレビ産業~
第四章 マスゴミ崩壊
第五章 逆襲するネットメディア
◎本書より
本書冒頭に、筆者が執筆を思い立った理由について簡単に触れておきたい。
理由は実に単純で、日本が現在抱えている問題の多くは、マスメディアの報道姿勢に起因していると考えているからである。政治、経済、教育、社会保障などなど、様々な問題の真因を探っていくと、なぜか必ず「マスメディアの報道」という源泉に辿り着くのだ。
典型的な例を一つ述べておくと、政府の財政問題がある。
日本のマスメディアは政府の負債残高を批判する際に、未だに「国民一人当たり○○○万円の借金」という、知的水準の低いフレーズを使い続けている。この手のフレーズは、政府の負債に対する理解を、根底から間違えている。
内容(「BOOK」データベースより)
捏造報道が繰り返されるのは、産業構造こそ問題だった!人気経済評論家が書き下ろす渾身のメディア論。
著者について
1994年、東京都立大学(現:首都大学東京)経済学部卒業。外資系IT企業ノーテルをはじめNEC、日本IBMなど計10社に勤務した後、中小企業診断士として独立。2008年に三橋貴明診断士事務所を設立。現在は経済評論家、作家としても活動している。デビューのきっかけが論壇誌ではなくインターネット掲示板「2ちゃんねる」での発言という、既存の言論人とは一線を画すニュータイプの書き手として注目される。その語り口は主に、企業の財務分析で培った解析力をマクロ経済に応用し、経済指標など豊富なデータをもとに国家経済を多面的に分析する「国家モデル論」にある。主な著書に『本当はヤバイ!韓国経済』(彩図社)、『崩壊する世界 繁栄する日本』(小社)、『新世紀のビッグブラザーへ』(PHP研究所)など。また、毎日更新されるブログ『新世紀のビッグブラザーへ』は人気ブログランキング1位(社会・経済ニュース)を獲得するなど、幅広い支持を得ている
カスタマーレビュー
あくまでも「ビジネスモデルとしてのマスコミ業界」の問題点を追及する1冊
(「マスコミ」と「ゴミ」の造語である)「マスゴミ」というネットスラングを用いているなど、
タイトルだけ見ると過激な内容かのように思えますが、
読んでみると決して感情的にマスコミを非難するような部分はほとんどなく、
あくまでも「ビジネスモデルとしてのマスコミ業界」の問題点を追及する1冊となっています。
他の業界では新しい企業の参入や競争に敗れた企業の淘汰は当たり前なのに、
テレビ局や新聞社だけは何十年もの間、新規参入も既存企業の倒産もほとんど無いのは何故なのか?
捏造番組や捏造記事、あるいは偏向報道が横行するのは何故なのか?
そういったことに、マスコミ業界をビジネスレベルで分析し答えていくのが本作であり、
痛快で、分かりやすくて、説得力があって、ためになる1冊でした。
そして現在の「ビジネスモデルとしてのマスコミ業界」は、昨年度、テレビ・新聞社が相次いで赤字決算であることを発表したように、
もはや今の体系を維持していては存続は難しい状況になりつつあるのではないでしょうか。
マスコミ業界サイドにも、悪いことは言わないからこの本と三橋さんの主張に耳を傾けてみなさい、と言いたいですね。
若くて、確かな主張と分析能力があって、マスコミに迎合しない、
そんな本気で信じられるジャーナリストがやっと現れたな、と感じています。
予想よりも内容がシッカリしている
本書は主に新聞を中心とした「マスコミ」関連業界の凋落と、
報道内容においてもビジネスモデルにしても全く発揮されない
その自浄力についてまとめられた書籍である。
さて著者の三橋貴明氏はよほど売り上げが好調なのか、最近は
立て続けに著作を刊行していており、それ自体は歓迎すべき事では
あるものの、個人的には内容の質の低下や、既刊の焼き直しのごとき
内容になってしまいがちなのではないかと心配していた。
しかしそれは杞憂である、本書には(いつものように)豊富な事例・データが
引用されており、著者の感想や解説よりも事実関係の記載にウェイトを
置いているため、内容は従来の著作よりも若干「重い」という印象があるものの、
質の低下は全くといっていいほど見られない。
また、その内容についてだが、特別に目新しいとか、衝撃的というような
内容ではないが、内容が広範囲に渡り散発的になりがちな内容を丹念に
客観的な記述でまとめ上げている良書である。
ただし、インターネットに対する評価は過剰に高すぎると思う。
その実、処方箋
挑戦的なタイトルに騙されてはいけない。
本書の主題は、テレビ・新聞といったマスコミ業界のビジネス構造を明快に説明することによって、
業界が抱える問題を浮き彫りにし、それに対してマスコミ自身の経営・業務を改善するための処方箋を提示することだ。
よく誤解されているが、作者は別に偏向報道そのものを批判しているわけではない(捏造はさすがに論外として)。
作者が批判しているのは、明らかに偏向・誤謬を垂れ流しながらそれを認めないマスコミの態度と、
それを相互に庇い立てする(甘やかす)ことが批判されない業界の構造的体質なのであり、
それこそがマスコミ各社が現在陥っている苦境の根本原因と指摘している。
作者はビジネスアドバイザとしてのプロフェッショナルであるだけに、この言葉は重い。
そして根本原因が明確に示された以上、対処もまた明確に本書に記されている。
作者がマスコミに対して提示している処方は、
「自らが市場の一員であることを認め、市場と向き合え」
ただそれだけ、ビジネスの世界においては至極当然の結論である。
今までぬるま湯に浸かってきたマスコミにとっては勇気の必要な決断となるだろうが、不可能ではない筈だ。
なぜなら、筆者が提示する針路の先では、WSJという成功者が燦然たる輝きを放っているのだから。





