昭和少年図鑑
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #769840 / 本
- 発売日: 1999-10
- 版型: 単行本
- 127 ページ
エディターレビュー
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大御所イラストレーター峰岸達と、直木賞作家ねじめ正一が多感な少年時代を過ごした昭和20~30年代を描いたエッセイ兼イラスト集。50音順で昭和のキーワード201個が紹介され、それぞれにイラストと、峰岸によるコメントを掲載。このコメントがなかなか興味深い。たとえば「石原裕次郎」。「デビューしてから5年ぐらいの間の裕ちゃんは、ひたすらカッコよかった。1メートル80センチあって脚が長くて、太陽族で、ビールを水代わりに飲んで、イカしてたのに、ちょっと太りだすのが早過ぎたぜ!」といったふう。ちなみにイラストは、きりっとした眉のイカした裕次郎の立ち姿。
そのほか、おかっぱ頭の女の子、イガグリ頭の男の子、丸みを帯びた郵便ポストなど、当時街角で見受けたなつかしい人々や光景が、落ち着いた色づかいで描かれている。ぱらぱらとページをめくるだけでも、思わずほのぼの気分。
ねじめ正一の書き下ろしエッセイは「空き地」「映画館」「テレビ」「長嶋茂雄」「メンコ」など全10編。ときにほろりとさせたり、ドキドキさせたり、思わず共感を覚えてしまう、人肌のエッセーがつづられている。「ステキな昭和」にワープさせてくれる作品集だ。(中西リエ)
内容(「BOOK」データベースより)
オールカラー・イラスト+珠玉エッセイでおくる!“昭和の少年”の夢と日常を活写した201のキーワード。高度成長が日本人の日常を変質させる以前の、懐かしくも心温まる物語。ねじめ正一の書き下ろしエッセイ全10編収録。
内容(「MARC」データベースより)
土管:なぜかよく空き地に土管があった、割烹着:明治生まれの母は一日中割烹着を着ていた…少年時代を過ごした昭和20~30年代の想い出を、イラストと解説、エッセイでまとめる。
カスタマーレビュー
テレビが家にやってきた時代
峰岸達がこれまで書きためたイラストのなかから、昭和20~30年代のものを集めて、短い文章をつけている。アの「アイスキャンデー屋」からはじまり、最後は「輪まわし」で終わる。そういえばこんなものがあったなあ、というようなものが一つや二つ、かならず見つかるだろう。変わったところでは、「ワイシャツの袖まくり」「日本ビクターの犬」「垂らし手ぬぐい」「カラスウリ」「学帽のカバー」「土管」といったものがある。当時はめずらしくもなんともなかったものが、こんなふうに絵になるとふしぎな味わいがある。
空間も時間も、今よりもっと隙間があったことがわかる。描かれた少年や少女の目は、どれも迷うことなく対象を見すえている。写真にはない、絵だからこそ伝わるメッセージといったものを考えてみたくなる。ねじめ正一がエッセイを寄せているが、注意深い人なら、この二人の育った場所(高崎対高円寺)や時代(年齢にして四歳の違い)の差を、その文章から感じ取るかもしれない。もしそうなら、あなたは確実に昭和の少年・少女です。

