カフカ―マイナー文学のために (叢書・ウニベルシタス)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #247760 / 本
- 発売日: 1978-07
- 版型: 単行本
- 202 ページ
カスタマーレビュー
文学理論としてだけではなく
浅田彰氏が指摘していましたが、この書物には詩人であり映画監督であり政治活動家でもあったパゾリーニの映画・文学理論の影響を見ることができます。ですからこの書物を文学という文脈においてだけではなく、映画的文脈、そして政治的文脈において読めば多様な示唆を得ることができるでしょう。実際、カフカに関連してウェルズについて述べられている箇所もあります。文学者や哲学研究者に限らず、様々な領域の表現者に読んでもらいたい一冊です。
来るべき再訳のために
~およそ20年振りに読み直しているが、この本自体は素晴らしい。意味や解釈ではなく強度。書物と言うよりは機械状のアジャンスマン(鎖列、組み合わせ)。表象ではなく実験、地図作成。逃避ではなく逃走。イロニ-ではなくユ-モア。カフカのみならず、書物全般の読み方を変えてしまう。それにしても、宇波+岩田の訳は犯罪的である。「すでに」を「まだ」と間違~~え、フランス語と英語の差異を無視し、全体の連関を無視している。多くの疑問や誤解、混乱を招く訳である。D=Cへの愛も知的誠実さもない。いつになるかわからないが、Dの全集に向けて再訳されるべきである。何+年経ってもこの書物の価値は変わらないだろう。池内紀さんの意見を聞きたいところだ。~





