猫町 萩原朔太郎+心象(いめーぢ)写真 (image travel series 1)
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商品の詳細
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- 発売日: 2006-11-05
- 版型: 単行本
- 93 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
これは人間の住む世界でなくて、猫ばかり住んでいる町ではないのか。日本文学史上最高の名作ファンタジーが心象写真付きで蘇る。
内容(「MARC」データベースより)
猫、猫、猫、猫、猫、猫、猫。どこを見ても猫ばかりだ。これは人間の住む世界でなくて、猫ばかり住んでる町ではないのか…。日本文学史上最高の名作ファンタジーが、心象(いめーぢ)写真付きで蘇る。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
萩原 朔太郎
1886(明治19)年11月1日‐1942(昭和17)年5月11日。大正・昭和に活躍した詩人。北原白秋に認められ、室生犀星と交流を深め、1917(大正6)年刊行の処女詩集『月に吠える』によって全国に名を知られるようになった。続いて1923年『青猫』『蝶を夢む』、1925年『純情小曲集』を刊行。これらの作品は、口語体によって書かれ、高村光太郎と共に口語自由詩の確立者とされる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
既に「猫町」を読まれた方にお勧めします!
「猫町」を読んだ時に自分の頭の中に描かれたイメージ。
そのイメージとは全く異なる、新たなる「猫町」観と出会える作品が本書です。
「心象写真」というとイメージが固定化される気がしましたが、一枚の写真から想像は自由にどこまでも広がっていきますので、その心配は無用でした。
本書に触れたあと、再度活字のみで「猫町」をじっくり味わうのも一興です。
猫好きの方、特に一度でも「猫町」を読んだことのある方に、ぜひ手に取ってみてほしい一冊です。
猫ファンタジーへ誘い
可愛い無邪気な一匹の猫の写真を何枚もふんだんに用いている。本文と同等、あるいはそれ以上である。しかし、ペットのアルバムなどではないことが頁を追う毎に分かってくる。
作中の「私」は少し慣れない土地へ行くと、すぐ迷児になった。その上、道を歩きながら瞑想に耽る癖があった。詩人萩原朔太郎の性癖を具えた「私」である。町中を歩いていて突然、猫の大集団がうようよ歩いているのに出会い、戦慄から息が止まりそうになる。「猫ばかりが住んでいる町ではないのか。一体どうしたと言うのだろう。こんな現象が信じられるものか」と幻影におびえ、戦慄におののく。そして、次の瞬間、意識を回復し、静かに心を落ち着かせることができた。
しかし、猫町の光景は単に妄想とは片付けられない「絶対不惑」の事実、宇宙のどこかに猫の精霊ばかりの住んでいる町が必ず実在していると信じている錯綜した「私」が描かれている。ビジュアルに入り、生の不可思議へと深める、魅惑的な書物となっている。


![[ 叙情的な猫の絵物語 ]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/41xd-6aETAL._SL75_.jpg)


