知っていそうで知らない台湾―日本を嫌わない隣人たち (平凡社新書)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #55983 / 本
- 発売日: 2001-08
- 版型: 新書
- 227 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
なぜ選挙はいつもお祭り騒ぎになるのか?なぜ植民地支配を受けたのに日本を嫌わないのか?なぜたった十数年で華人社会初の民主主義を確立できたのか?国際関係の孤立をよそに、時に騒々しく、時に誇り高く、時に狡猾に生き抜いていく台湾人たち。知っていそうで知らない“隣の島”を定点観測、「国」と名乗れない悲哀を抱えながらパワフルに動く台湾社会と台湾人の実像をアクチュアルに伝える。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
杉江 弘充
1947年岐阜県生まれ。慶應義塾大学法学部卒業、同大学院修士課程修了。産経新聞社に入社、東京本社社会部、同外信部、マニラ特派員、北京留学、香港特派員を経て、97年~99年台北特派員。現在大阪本社関西空港支局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
台湾の政治や現代史を知りたい人には必読の書
台湾の政治や現代史およびその原動力を理解したい人には必読の書。仕事で一ヶ月に一度は台湾を訪れ、台湾人との付き合いも多く、知っていたつもりの台湾のことがよくわかった。歴史や政治の仕組みを書いたテキスト風の本はかなり読み、それはそれなりには価値があると思うが、この本のように、内部からの視点で解説している本はあまり無い。特に政治的に大きな局面を迎えており刻一刻と変化しつつある今、この本はタイムリーであり、時事報道が格段に理解し易くなった。また、中国、日本、米国との関係等の年表があるのもクイックな参考になり大変便利である。
台湾の政治情勢について詳しく記した啓蒙書
台湾旅行をしますので、それの参考にと購入した本でしたが、内容は台湾の置かれている政治情勢に深く言及したもので、目からウロコとでも言うべき示唆に富んでいました。
前の総統李登輝氏の来日にあたって中国政府が相当牽制していましたが、複雑な中台関係を考えますと、深い意味があったのをあらためて感じました。陳水扁総統時代に入り、新たな関係構築へと移っています。本書では李登輝時代と陳水扁時代の違いや継続性についても詳しく述べられています。
中台関係の政治の緊張関係は依然続いていますが、貿易を中心とした経済と文化交流は盛んです。チャイニーズという出自の共通性が政治体制を越えて、ものの考え方と嗜好に影響を与えているのでしょう。
歴史的な背景を考えながら、日本と台湾とのこれからの関係も大切になってきます。本書では過去の歴史にも触れながら、戦前日本の植民地時代の影響力の大きさを丁寧に記しています。
個人的にはもう少し台湾の文化や風俗、社会のエピソードを多く書いてもらうと一般的な興味を惹いたのではないかと思いました。
ハンディな体裁ですが、この分野について詳しい書籍があまりありませんので、その意味においても有用な書だと言えるでしょう。





