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毛沢東語録 (平凡社ライブラリー)

毛沢東語録 (平凡社ライブラリー)
By 毛 沢東

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  • Amazon.co.jp ランキング: #214388 / 本
  • 発売日: 1995-12
  • 版型: 新書
  • 307 ページ

エディターレビュー

内容(「BOOK」データベースより)
仕事場で、学校で、公園で、人びとが幾度も唱えた毛主席の言葉、言葉、言葉。天安門広場をうめつくす紅衛兵が手にしていた、あの赤い冊子はなんだったのか。世界を揺るがした「文化大革命」とは、いったい、なんだったのか。

内容(「MARC」データベースより)
毛沢東の権威を確立するために作られた言葉の引用集。この赤い書物は大衆に「反復学習」され、支持される本となった。世界を揺るがした「文化大革命」とは何だったのか。71年刊の再刊。〈ソフトカバー〉


カスタマーレビュー

偏見は取りあえず保留して読んでみると・・・5
かつて紅衛兵が振りかざした語録である。
だが、ここには現代中国人・華人らの発想に通づるエッセンスの原型が多く見られる。彼らのあの発想の原型は、そもそもこの当時からこういう風に存在したのか、といった多くのヒントが隠されている。

中国人が中国内で発想した視点で書かれているので(どうしてもそれは中華思想的になる)、日本にいる日本人がそのまま鵜呑みにすることは出来ないが、それでもさすがに鮮烈な普遍性のある事柄も含まれている。

日本人と似て非なる民族に安易に迎合することなく、つまり安易に「相互」に「友好」する以前に、理解・研究するために役に立たせることが可能な一冊である。

現代中国人の思想解剖に必要な本5
中国との取引・交渉、留学生や研修生の扱い、ふとしたきっかけで、
われわれの隣人である現代中国人と接することになった人は多いと思う。
付き合ってみると、よいところも感じられるものの、なんともいえない
違和感がつきまとってくる。
「誠意が通じない」という、あの感覚である。

日本人は、ソ連の崩壊と、中国の改革開放によって、中国でももはや、
共産主義など一顧だにされなくなったと早合点している人が多い。
しかし、中国は今日もなお、あらゆる学校で、毛沢東思想・マルクス主義
を懇々と教え続けている。
脳みその隅々に、刷り込まれているのである。
現実社会で無効になろうが、「三つ子の魂 百まで」のことわざ通り、
現代中国人は、毛沢東思想の呪縛の中にある。

さて、そうなると、中国人とは何か、ということを追求するには、
論語や孫子などに行く前に、毛沢東思想を押さえておかねばならないだろう。
わたしは、そういう意図で、この「古典」を読むにいたった。

するとなるほど、現代中国人の行動の裏側が透けて見えてくる。
とりわけ、「唯物論こそが、共産主義の本質」だとの命題は、
「誠意が通じない」という、あの感覚を裏書するのに十分である。


なお、何も「防具」をつけずに本書を紐解くことは「禁止」したい。

だてに十億人の人間を狂わせた書物ではないのだ。
例えば、小泉信三・福田恆存・中川八洋の一連の著作、さらには、
「九評共産党」などを読んで免疫をつけた上で、始めて読む準備が
できたといえる。

その上で、この本を一読することをお薦めする。

訳者の解説こそ読む価値あり1
本文は自己啓発系の本にあるような、人を鼓舞する言葉に満ちている。

だが、冒頭に書かれた訳者解説を読めば分かる。本書はヒトラーの『わが闘争』と同列の本であり、『わが闘争』と同様、「権力者はいかにして民衆を狂気に走らせるのか」を考察するためにこそ本書はあるのだ。