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黄色い蜃気楼 (双葉文庫)

黄色い蜃気楼 (双葉文庫)
By 船戸 与一

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  • 発売日: 1995-09
  • 版型: 文庫
  • 611 ページ

エディターレビュー

内容(「BOOK」データベースより)
その旅客機が墜落したのは灼熱の大砂漠だった。辛くも助かったのは鶴見浩二と何人かの女性たちだけ。鶴見は懐中に命と引換えともいうべき機密書類を抱いている。水、食糧ともに乏しい熱砂の中で懸命のサバイバル行が続く。が鶴見は知らなかった、その機密書類を狙う敵陣営が凄腕の刺客を放ったことを。かくて更に苛烈な死のゲームが開始された。


カスタマーレビュー

この頃の船戸4
 最近の船戸作品には、ちょっと物足りなさを覚えていたが、
この頃の船戸作品からは「熱気」が立ち上ってくるようだ。
 本作品も船戸ワールド特有の予定調和に終わるのだが、それはそれでかまわない。
そこに至る過程が大切なのだから。
伏線の張り方も文句なしだし、ストーリーテラーとして非凡なものを見せつけてくれる。
ただ、普通の女性の書き方がややステレオタイプなのが残念。
この物語は、読みようによっては、二人の日本人女性のビルドゥングスロマンと読めないこともないのだから、もう少し書き込んでほしかったというところである。

とにもかくにも、現在の船戸に飽き足らない方や、
「熱気」を求める方には非常にお勧めである。

ペンダントが誘う収束点へ・・・ 一気に読めます。4
ぐいぐいとストーリーに引っ張られ一気に読めます。エンターテイメントとして必須の、ストーリーの妙、特徴のある主人公とその脇役たちの設定などがしっかりしているためだと思います。

ネタばれにはならないと思いますので書きますが、1つのペンダントが非常にうまくストーリー構成に使われ、こちら読み手を先へ先へと読み進まずにはいられなくさせているところはさすが。所々挿入されている本編とは別のエピソードも、決して流れの邪魔にならないばかりか、非常にうまい伏線になっていると思います。

少し血なまぐさいことは否めませんが、エンターテイメントとして楽しむことに主眼を置いている方であれば、十分に満足できるのではないでしょうか。

壮大な鬼ごっこ!5
ひょんなことから事件に巻き込まれた2人の日本人。
テロ組織や現地人も巻き込んで砂漠を舞台に広大な
追っかけっこが展開される。
砂漠からの脱出を図り移動を続けるが、どんどん
追い詰められ、最後にはあっと驚く結末が!!
ページは分厚いがあっという間に読み終えてしまえる
スリリングな展開。