商品の詳細
風の陣 風雲篇

風の陣 風雲篇
By 高橋 克彦

価格: ¥ 1,785 1500円以上は送料無料 詳細

発送可能時期: 在庫あり。
販売、発送は Amazon.co.jp

5 新品/中古商品価格 ¥ 1,002

おすすめ度:

商品の詳細

  • Amazon.co.jp ランキング: #175575 / 本
  • 発売日: 2007-09-04
  • 版型: 単行本
  • 377 ページ

エディターレビュー

出版社/著者からの内容紹介
神護景雲4年(770)4月、称徳女帝が病に罹り、道鏡との蜜月関係に翳りが見え始めた。変化の兆しを感じ取った藤原一族らが、一斉に動き始める。天鈴はこの機に、左大臣・藤原永手、右大臣・吉備真備らを巻き込み、道鏡に反旗を翻そうと画策する。
そんな折、道鏡の弟・浄人の館で右京大夫・百済足人が目撃される。浄人は足人を使い、市中の運営を預かる京職の兵を最強の軍団にすり替えようと企んでいた。それを知った嶋足、天鈴らは営所を襲うが、足人が命を落とし、思いがけない展開に。天鈴は、苦し紛れに藤原一族の者を密告者に仕立て上げる。
一方、陸奥では陸奥守と蝦夷の関係が悪化し、一触即発の状態になっていた。このままでは陸奥が政争の道具にされる----先祖伝来の地を戦火から守るため、決死の覚悟で立ち向かう伊治鮮麻呂ら蝦夷たち。道鏡が失墜し、藤原一族が台頭する時代の大きなうねりを描いた歴史ロマン第四弾。             

内容(「BOOK」データベースより)
怪僧・道鏡の権勢に翳りが見え始めたのを機に動乱の兆しが…。陸奥が政争の道具にされる―嶋足ら蝦夷たちは、決死の覚悟で立ち向かう。「立志篇」「大望篇」「天命篇」に続く歴史ロマン第四弾。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
高橋 克彦
昭和22年(1947)、岩手県生まれ。早稲田大学卒。昭和58年、『写楽殺人事件』で江戸川乱歩賞を受賞し、文壇デビュー。昭和61年に『総門谷』で吉川英治文学新人賞、昭和62年に『北斎殺人事件』で日本推理作家協会賞、平成4年に『緋い記憶』で直木賞、平成12年に『火怨』で吉川英治文学賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


カスタマーレビュー

道鏡失脚4
道鏡の宇佐八幡の宣託を失敗させた嶋足、天鈴のコンビは、道鏡一味の巻き返し策の封じに活躍し、ついには、その失脚に追い込んで行きます。
称徳天皇の死去によって、新たな帝が立ち、刈田麻呂が多賀城にはいることになり、蝦夷はほっとします。しかし、それもつかの間、半年で刈田麻呂は、都に戻されてしまいます。
帝は、紀氏を重く用い、藤原氏を退けようとしますが、バランスをとるために藤原百川に二人は肩入れすることになります。

この巻は、そんな訳で第三巻と今連載中でいずれ単行本として出版されるであろう第五巻のつなぎの巻と言えるかもしれません。
でも、ここで重要な対面があります。やがて、時が経って、蝦夷の問題で両者の側に立つことになる坂上田村麻呂(刈田麻呂の息子)とアテルイの二人が、馬の早駆を競う場面があります。その他にも、東日流の話が登場するなど、この「風の陣」が、いつの時代までを扱うのか知りませんが、この先の時代に大きな影響を与える人物の子ども時代が扱われており、興味深い巻でもありました。早く、次の巻が読みたくなりました。

守るべきモノ4
陸奥にとっては都の争いには興味がないのだ。ただ都の権力は陸奥の持つ力を恐れ、支配の手をゆるめない。黄金であり馬が必要だからだ。
都の出来事は陸奥に風を吹かせ、そよ風は大きな風に成長する。
若い世代が台頭し始めても来る。田村麻呂とアテルイが登場し、陸奥を巡る争いは再び舞台の中心を陸奥へと導こうとする。
蝦夷とさげすまされても誇りを捨てない民の姿がうらやましい。