風の陣 天命篇 (PHP文庫)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #129882 / 本
- 発売日: 2007-07
- 版型: 文庫
- 440 ページ
エディターレビュー
出版社/著者からの内容紹介
恵美押勝が討伐されてから一年近くが過ぎた天平神護元年(七
六五)----。淳仁天皇を廃した孝謙上皇が帝位に返り咲き、再び内裏に訪れたか
に見える平穏。その裏には、女帝を誑かし、陰で政治を操る怪僧・弓削道鏡の存
在があった。
異分子を巧妙な罠に嵌め、次々に排除していく道鏡。その毒牙が嶋足の最愛
の婚約者・益女にも迫る! 道鏡の専横に危機感を募らせた嶋足と天鈴は、密か
に「打倒道鏡」を誓い合うのだが......。
彼らの目論見とは裏腹に、道鏡と女帝の蜜月関係は続き、その権勢は揺ぎないも
のになっていく。黄金眠る陸奥に食指を伸ばし、帝位さえ脅かし始める飽くなき
道鏡の欲望、その阻止を図る嶋足、天鈴らの奇計妙策の数々......。
朝廷への憧憬と疑心暗鬼の念に揺れる蝦夷たちは一枚岩となることができるの
か? 暗雲漂う平城の都と陸奥を舞台に、蝦夷の存亡と誇りを懸けた新たなる戦
いの火蓋が切って落とされた。
シリーズ第三弾、待望の文庫化!
内容(「BOOK」データベースより)
恵美押勝が討伐されて一年近く―。淳仁天皇を廃した孝謙上皇が帝位に返り咲き、再び内裏に訪れたかに見える平穏。その裏には、女帝を誑かし、陰で政治を操る怪僧・弓削道鏡の存在があった。黄金眠る陸奥に食指を伸ばし、帝位さえ脅かし始める飽くなき道鏡の欲望、その阻止を図る牡鹿嶋足、物部天鈴らの奇計妙策の数々…。蝦夷の存亡と誇りを懸けた、新たなる戦いを描くシリーズ第三弾。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
高橋 克彦
昭和22年(1947)、岩手県生まれ。早稲田大学卒。昭和58年、『写楽殺人事件』で江戸川乱歩賞を受賞し、文壇デビュー。昭和61年に『総門谷』で吉川英治文学新人賞、昭和62年に『北斎殺人事件』で日本推理作家協会賞、平成4年に『緋い記憶』で直木賞、平成12年に『火怨』で吉川英治文学賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
我々は3年間待ったのだ!
恵美押勝の乱からしばらくした後、再び朝廷を謀反の騒ぎが襲った。和気王の謀反である。だがそこに嶋足の許嫁の益女までもが巻き込まれていた。
かくして首謀者の和気王と上皇・道鏡の呪詛を行った益女は死罪を申し渡された。だが、益女はうれしかった。愛する嶋足の手に係り死んでいくのならば・・・。
益女の死後、腑抜けとなった嶋足の前にようやく天鈴と多麻呂が現れる。そして言う。益女の敵をとりたくはないのか!。そして嶋足は誓う、どんなことがあろうとも益女の敵は取ると。
だが、道鏡の権勢の前には容易に攻め込むポイントが見つからない。名案と思って実行した策も全て弾かれてしまう・・・。果たして、嶋足、天鈴、益人、多麻呂らに勝ち目はあるのであろうか。
本巻は、宇佐八幡からの託宣を受けて都に戻ってきた和気清麻呂が、天皇を始め全ての貴族たちの前で神からの宣託を述べるところがクライマックス。さて、一体どのような託宣が下されたのか・・・?
さすがに道鏡相手には天鈴・嶋足・益人・苅田麻呂の四名でも荷が勝ちすぎるのか。だが、ここで新たな仲間が。そう和気清麻呂。都で公正明大の判断ができる数少ない人物。この者を仲間に加えたことで、蝦夷たちの先に新たな光が差し込んできたような気分でもある。
なお第4巻のハードカバー版の発売は9月とのこと。できればハードカバーとしての出版よりも文庫版の発売を優先させて欲しいな。





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