般若心経の謎を解く 誰もがわかる仏教入門 (PHP文庫)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #284497 / 本
- 発売日: 2007-04-03
- 版型: 文庫
- 288 ページ
エディターレビュー
出版社/著者からの内容紹介
どこかで耳にしたことがある、出だしだけは知っているという人
も少なくない『般若心経』。しかし、たった262文字の、この短いお経の深遠
な思想を理解している人は少ないのではないでしょうか。
「悟り」とは何か? 「色即是空」とはどういう意味なのか? 「羯諦羯
諦......」という呪文のようなエンディングの意味するところは何か? どの
宗派も、このお経を大切にしているのはなぜか?
本書では、釈迦という人物にスポットライトを当て、初期仏教からどのようなプ
ロセスを経て大乗仏教が生まれ、"般若波羅蜜多"という革新的な思想が生まれた
のか、を探ります。釈迦の生涯や仏教発展の軌跡を辿るうちに、釈迦の思想を最
もコンパクトに表現したといわれる『般若心経』の意味、そしてその謎が明らか
になります。
僧侶による禅問答のような文章や、学者による難解な解説とは趣を異にし、作家
ならではの感性でわかりやすく解き明かした、誰にでもわかる仏教入門書。
内容(「BOOK」データベースより)
どこかで耳にしたことがある、出だしだけは知っているという人も少なくない『般若心経』。しかし、たった262文字の、この短いお経の深遠な思想を理解している人は少ないのではないでしょうか。本書では、釈迦の生涯や仏教発展の軌跡を辿りながら、釈迦の思想の核心を最もコンパクトに表現した『般若心経』の意味を、作家ならではの感性で解き明かしていきます。誰にでもわかる仏教入門書。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
三田 誠広
1948年、大阪生まれ。早稲田大学文学部卒業。1977年、『僕って何』を「文藝」に発表し、芥川賞受賞。以後、小説、評論、エッセイと幅広く活躍している。日本文藝家協会副理事長。日本文藝著作権センター理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
むーん、これは費用対効果がちょっと…
三田さん仏教にかなり思い入れがあって御勉強されている様子で、その点共感はいたします。
でも、一冊の本として世に出すのなら、明らかな錯誤や裏付けのない断定はちょっとちょっとちょっとおー。例えば、釈尊が落ちぶれた貧弱王国の跡取りになることに嫌気がさして出家したとか言われるんですが、いったいどんな根拠があるのかなあ?
「四方に門のある立派なお城があったり、大勢の家来がいたり、というような豊かな
国が、ヒマラヤの麓の現在のネパールあたりにあるわけもありません。」
むーん…、これちょっといろんな意味でまずいんじゃないの?
まあ、人間がやることだからマチガイや思いこみを問い詰めるのもなんでしょうし、そんな資格ワタシにありゃしませんけど、これはそういうレベルを越えてツッコミどころ明白にありまくり、しかもトンデモ本的な奇想天外さオモシロさもありません。
しかも肝心の般若心経についての解説がこれまた…なんともはや。
あまりケチはつけたくありませんけど、この本買っちゃった「僕って何」?
そんなに悪い本とは思えない
四国八十八箇所のバスツアーを始めました。どこのお寺でも般若心経を2回唱えます。
お経を唱えながら、般若心経って何が書いてあるの?といつも思っていました。
何冊か、般若心経について書かれてある本を読みましたが、どの本も結局はよく分からない。
で、この本を読んでみて、私は一番分かりやすかった。
今まで読んだ本が、たいていは字句の解釈や説明で、この本のように、歴史の流れの中で
多角的に説明しようとした本はありませんでした。ぜひ、一度読んでみてください。
初めて、この本だけはレビューを書いてみようと思いました。
★1つの様な方の説明にもあるように、ささいな間違いや思い込みがあるのかもしれませんが、
それにしても、(私は専門家でも何でもありませんが)もっと評価されてもよいと思います。
今日もバスツアーで、集団で般若心経を唱えてきました。
「何も考えずに、ひたすら陀羅尼を唱えていれば、無心になれる。」
気がついたら、無心になっている自分に気づくのでした。
解説書ではなく「謎を解く」
普通の般若心経の解説書は、
一行一行、訳と意味を載せている感じです。
しかし、この本は、200ページを超えて初めてその解説が始まります。
200ページをかけて、理解に必要な知識を、歴史を追いながら説明していきます。
前半は、何で出家したのか、どう言う思想だったのか、という点に関して。
ここまでだと「小説家が仏陀の思想を切るとこうなる」という本です。
物語りチックで、同じ本を読んだ友人は「そりゃ、悟るわ(笑)」というリアクションでした。
その分、何となく安っぽく感じる場合もあるでしょうが。
後半から、大乗仏教の小乗仏教批判という視点で語られます。
こちらは、他の般若心経の本で読んだ説明にはありませんでした。
あの言葉を否定するのは、小乗仏教への批判が入っていたのか・・・。
最後の数十ページは、手薄ではあるけれど、今まで説明した事をフル活用するような形です。
確かに、今までとちょっと違った視点で、般若心経が見えてきました。




