スローキャリア
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #81930 / 本
- 発売日: 2004-07-24
- 版型: 単行本
- 245 ページ
エディターレビュー
出版社/著者からの内容紹介
上昇志向の強い生き方がファーストキャリアなら、キャリアアップ自体に価値を置かないのがスローキャリア。働くことの意義を問う本。
「スローフード」や「スローライフ」という考え方が注目を集めている。経済的な豊かさや効率の追求だけではなく、より自然と調和しゆったりとしたライフスタイルへの志向を願うキーワードだ。「スローキャリア」もこれに近い。遅い出世を意味するのではない。
キャリアアップや組織で出世することだけに血道を上げ、本来のキャリアの目的から逸脱する上昇志向の強い人だけが「勝ち組」であるという考え方に疑問を投げかける。
自分にとって満足できる働き方とは何か。これからの「幸せなキャリア」とは何か。そんな問いに本書は応えてくれるかもしれない。職業選択に悩む学生や出世競争に意味を見出せない中堅社員、部下のやる気のなさを嘆く管理職や経営者まで、働く人すべてに問題提起するのが「スローキャリア」のすすめである。上昇志向が強くなくても、人生の「負け組」ではないのだ。
内容(「BOOK」データベースより)
あなたはこんな症状で悩んでいませんか。焦り症候群、逃避症候群、思い込み症候群、考えすぎ症候群。キャリアにはアップもダウンもありはしない。“幸せなキャリア”づくりがあるだけだ。
内容(「MARC」データベースより)
キャリアにはアップもダウンもありはしない。「幸せなキャリア」づくりがあるだけだ! キャリアアップ自体に価値を置かない「スローキャリア」という考え方を提唱。月刊誌『THE21』連載の内容を大幅に拡充し、単行本化。
カスタマーレビュー
今後の著作に期待
「スローキャリア」という目新しい概念と、組織人事コンサルタントの第一人者である高橋俊介氏の著書ということで、期待を胸に早速手にとって読みました。上昇志向をもって成功してきたスターや経営者、起業家やプロスポーツ選手ばかりを偶像化し、その他の方法による魅力的な生き方を具体的に提示できていない昨今の風潮に対するアンチテーゼとしては、一定の価値を有する書であると思います。
ただ、「スローキャリア」を「スローライフ」にも似たような概念ととらえて読み進めてしまうと理解が促進されないかもしれません。というのも、高橋氏の言う「スローキャリア」とはあくまで仕事には一定のコミットをし、その中で自分としての価値を創造していこうという意欲があることを前提としているからです。そこにはある程度の競争やプレッシャーなども存在するだろうし、決して過酷さから一切逃れることができることをもって、スローキャリアだと言っているわけではありません。
惜しむらくは、現状の分析と新たな概念提起のみに終始している感が強く、スローキャリアを積極的に生きるための個々人のとるべき方策や、それを受け入れる企業の具体的な人事政策などへの言及が不十分だと思われます。しかし高橋氏の著書を見るかぎり、次から次へと著書をリリースしていくなかで更なる分析やより具体的な提言がなされていくように見受けられますので、次回以降の著作に期待したいと思います。
働く人はもちろん,学生が読んでもいいのでは?
スローキャリアとは,今の取り組んでいる日々の仕事にこだわりを持って取り組むこと.そして,その結果として,キャリアが形成されていくということ.
キャリアを目標化してしまうと,“今”が通過点でしかなくなってしまうことにたいするアンチテーゼ.
本書は,変化の激しい,先行き不透明なこの時代において,重視されるべきキャリア形成の一つの形として,この「スローキャリア」というものを一度考えてみてはどうですか?というものだった.
ただ,万人がこうあるべき必要は無いということも,きちんと言及されている.
仕事をしていく上で,人間には4つの大切な能力があり,その中でもとくに“動機”が大切であると説く.ここでいう動機とは,意志や努力がなくとも,しぜ~んと体が動いてしまう,気がついたら何時間でもやっちゃってしまえるそういう性質のもの.
自分の中の動機をうまく活用して,“思考・行動特性”をつくり,たえず新しいものに取り組み,奥深さを味わいながら,学習し続けることが大切であるという.
また彼の研究によると,今の仕事に充実感ややりがいを感じている人は,いわゆる勝ち組というわけではない という.
主体的に日々の行動デザインができていて,ネットワークが充実していて,スキル開発行動を日頃から取っている人.そういう人が,仕事に充実感をもっていて,そしてキャリアができているのだと.
仕事に対するモチベーションを考えるきっかけになる本です.
「キャリア」についてのもう一つの考え方
「出世を望まない生き方」について、キャリアコンサルタントの立場から、出世を望まずに社会で生きられるのか、という問いに見事に答えている一冊。
色々な生き方があり、それぞれ生活を充実させることができる。高い目標を目指して進んでいくよりも、一歩一歩進んでいけばいつか目標に達する、というスタンスに共感。





