遠い水平線 (白水Uブックス―海外小説の誘惑)
|
| 価格: | ¥ 998 1500円以上は送料無料 詳細 |
発送可能時期: 通常5~7日以内に発送
販売、発送は Amazon.co.jp
商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #44711 / 本
- 発売日: 1996-08
- 版型: 新書
- 156 ページ
エディターレビュー
出版社/著者からの内容紹介
ある夜運びこまれた身元不明の男の他殺死体。死体置場の番人スピーノは、不思議な思いにかられて男の正体の探索を始める。断片的にたどられる男の生の軌跡、港町の街角に見え隠れする水平線――。遊戯性と深遠な哲学性が同居する、『インド夜想曲』の作者タブッキの小説宇宙の真髄。
内容(「BOOK」データベースより)
ある夜運びこまれた身元不明の他殺死体。死体置場の番人スピーノは、不思議な思いにかられて男の正体を探索しはじめる。断片的にたどられる男の生の軌跡。港町の街角に見え隠れする水平線。カモメが一羽、ぼくを尾けているような気がする、と新聞社の友人に電話するスピーノ…遊戯性と深遠な哲学が同居する『インド夜想曲』の作者タブッキの傑作中編。
内容(「MARC」データベースより)
ある夜運び込まれた身元不明の他殺死体。死体置場の番人スピーノは、不思議な思いにかられて男の正体を探索しはじめる。断片的に辿られる男の生の軌跡。遊戯性と深遠なる哲学が同居する傑作。91年刊の再刊。〈ソフトカバー〉
カスタマーレビュー
不思議な読後感
タブッキの作品をはじめて読みました。薄手の作品であり、すぐに読み終わりますが、今まで味わったことのないような不思議な読後感があとをひきます。
ストーリーは明確に存在し、場面は次々と展開していきますが、どの場面も現実味に乏しく、主人公はそれらの場所をただ漂っていくような雰囲気があります。そして主人公についても、何らかの思索を発展させていくわけではなく、常に何かが欠落した空白感、虚脱感を感じさせるだけです。とはいえ、一つ一つの場面、そこに現れる人々の表情、対話などは強烈な印象を残していきます。なんとなく後藤明生の「挟み撃ち」を思い出しました。
今までどんな小説でも味わったことのないようなこの読後感に惹かれ、タブッキの諸作を読み進めたいと思います。
字組みは読みにくいけど
あらすじから勘違いしそうだけど、本作品はそれほど探偵小説敵でも思弁的でもない。きわめて淡々と物語は進行してゆく。そのリズムに乗れるかどうかが好き嫌いの別れどころか。
それにしても本作品の字組みはものすごく読みづらい。間隔を開けすぎている。白水社Uブックスはときどきこの読みづらい字組みがあるのが気になる。




