ブエノスアイレス事件 (白水Uブックス (63))
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #212940 / 本
- 発売日: 1984-01
- 版型: 新書
- 301 ページ
エディターレビュー
出版社/著者からの内容紹介
サディスティックなかたちでしか女性と交渉が持てない美術評論家と、マゾ的な状況のなかでしかオルガスムスを得られない女流彫刻家との不毛の愛の物語。快調なストーリーの展開とともに、映画のショット、内的告白等々、多様なテキストで成り立っている作品構成にも興味深いものがある。映画監督ウォン・カーウァイが『ブエノスアイレス』を撮るきっかけを得た本としても興味深い。
カスタマーレビュー
買いです。
ウォン・カーウァイ監督が「ブエノスアイレス」を作る際、多大なインスピレーションを受けたことで(かつて)有名だった本書ですが、「青は藍より出でて藍よりも、」の諺とは逆に、僕はこの作品については本書のほうに軍配を上げたいと思います。プイグの作品は(翻訳されている作品の)どれもはずれがなく、一様に緊張感と密度に満ちていると思うのですが、本書はそのプイグの作品中でも一、二を争う完成度だと断言できます。
これぞラテン、濃厚、濃厚
強烈に面白かったけれど、好きだとは口が裂けても言えない作品。文中にほとばしるパッションはこれぞラテン文学だ!と思うけれど、はじめて読む日本人には少し濃すぎるか?とも思われる。 各章ごとに文体や語り口が違っていて、文学表現の実験としても楽しめた。特に、電話を受けているシーンには息を呑むほどのスピード感があります。





