商品の詳細
キャッチャー・イン・ザ・ライ

キャッチャー・イン・ザ・ライ
By J.D.サリンジャー

価格: ¥ 1,680 1500円以上は送料無料 詳細

発送可能時期: 在庫あり。
販売、発送は Amazon.co.jp

21 新品/中古商品価格 ¥ 849

おすすめ度:

商品の説明

Ever since it was first published in 1951, this novel has been the coming-of-age story against which all others are judged. Read and cherished by generations, the story of Holden Caulfield is truly one of America's literary treasures.


商品の詳細

  • Amazon.co.jp ランキング: #351 / 本
  • 発売日: 2003-04-11
  • 版型: 単行本
  • 353 ページ

エディターレビュー

Amazon.co.jp
1951年に『ライ麦畑でつかまえて』で登場してからというもの、ホールデン・コールフィールドは「反抗的な若者」の代名詞となってきた。ホールデン少年の物語は、彼が16歳のときにプレップ・スクールを放校された直後の生活を描き出したものだが、そのスラングに満ちた語り口は今日でも鋭い切れ味をもっており、ゆえにこの小説が今なお禁書リストに名を連ねることにもつながっている。物語は次の一節で語りだされる。

――もし君が本当に僕の話を聞きたいんだったら、おそらく君が最初に知りたいのは、僕がどこで生まれただとか、しみったれた幼年時代がどんなものだったかとか、僕が生まれる前に両親はどんな仕事をしていたかなんていう「デビッド・カッパーフィルド」調のやつなんだろうけど、僕はそんなこと話す気になんてなれないんだな。第1、そんなの僕自身退屈なだけだし、第2に、もし僕が両親についてひどく私的なことでも話したとしたら、2人ともそれぞれ2回ずつくらい頭に血を上らせることになってしまうからね――。

ホールデン少年は、教師をはじめとしてインチキなやつら(いうまでもなくこの両者は互いに相容れないものではない)と遭遇することになるのだが、こうした人物に向けられる風刺がきいた彼の言葉の数々は、10代の若者が誰しも味わう疎外感の本質をしっかりと捉えている。

『英語ペラペラキッズ(だけにじゃもったいない)ブックス』 より
ホールデン・コールフィールド、16歳。プレップスクールを退学になったこの少年が、ひとりで巨大都市ニューヨークの街をさまよい続ける。その3日間の心の動きを、1人称で語り続けるこの物語は、1951年に出版されてから今日まで、ずっと若者のバイブルとして読み継がれている。
インチキとまやかしと欺瞞と嘘に満ちた大人の世界に反発し、反抗し、行き場のない思春期の孤独感、疎外感、エネルギーを自分の内に抱え、スラングに満ちた鋭く攻撃的な言葉を吐き出すホールデンの姿に、若者たちは共感した。
しかし、ホールデンはその場所にずっと留まってはいない。彼は、このインチキと嘘に満ち満ちた大人の世界から逃げ出すのではなく、反発する心を抱えたままで、この世界を生きてゆくことを決意する。
邦訳もふたりの翻訳者で出版されているが、J・D・サリンジャーの原書の魅力をぜひ味わって欲しい1冊である。(み)
Copyright© ペイパーウェイト・ブックス All rights reserved.

Synopsis
A 16-year old American boy relates in his own words the experiences he goes through at school and after, and reveals with unusual candour the workings of his own mind. What does a boy in his teens think and feel about his teachers, parents, friends and acquaintances?


カスタマーレビュー

がっかりしました2
野崎氏の訳が最高だったから、なおさらがっかりです。
野崎氏の訳のホールデンは最高にカッコよかったのに、村上氏のホールデンはちょっとお上品すぎるというか、毒気が抜けたというか…なんかホールデンがそこらにいるオタク系の男の子って感じがして魅力が半減してしまいました。

村上訳だからといっていいわけではないのだよ。3
私は原書の翻訳の野崎訳を推薦します。この本は世界的に有名で
各国で翻訳がされており、一度は読んでおくべき本でしょう。
従って、私はこの本をあなたが手に取るものだとして、レビュー
を書きます。断然野崎訳です。当時の原書はその時代の反抗的若者
の言葉遣いを知る上で、文学的に、そして文化的にも貴重なものと

認識されています。野崎氏はその点に留意し、ホールデン(主人公)
の言葉遣いを難解な作業でありながら、日本語でその気品に満ちた
反抗性を表現しています。一方、村上氏はその気品を重んじるあまり、
反抗性への留意が欠如しており、現代の小説を読んでるイメージを
受けるとともに、この小説がなぜ、ホールデンが一人称として物語

が展開していっているのか、を考えさせることができていない。と
思います。そして、言うまでもなく、村上訳が野崎訳をベースに編
成されていることを留意すれば、断然....でしょう。

大人社会に疑問を持っている人へ5
JFK、J.レノンを暗殺した犯人がポケットに入れていたという、いわくつきの小説。
高校を退学させられた少年・ホールデンが、大人社会を語り口調で痛烈に批判する。
この作品の特徴は、50's米国の汚い若者言葉が連発されていることであり、それが発刊当初、図書館に置いてもらえなかったという理由の一つである。
ホールデンの将来の夢は、一面に広がるライ麦畑で、どこを走っているのかわからず崖から落ちそうになる子どもたちをつかまえる役――"the catcher in the rye"――になることだったが、このryeは、嘘の多い大人社会という意味で、lieと韻を踏んでいると考えられないだろうか。あてもなく街を彷徨い、嘘ばかりの大人社会に片足を踏み入れて、誰かにつかまえて欲しいと願ったのは、本当は彼自身だったかも知れない。
日本版は野崎・村上の2人によって訳されているが、野崎訳の攻撃的な言葉と流れるようなリズムが、よりホールデンという人物を的確に表現しているかも知れない。村上が、この作品をどう解釈したのか、著者(サリンジャー)の要請により実現されなかったという解説を読んでみたい気がする。