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ビジネス特急<こだま>を走らせた男たち 単行本

ビジネス特急<こだま>を走らせた男たち 単行本
By 福原 俊一

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  • 発売日: 2003-10-24
  • 版型: 単行本
  • 253 ページ

エディターレビュー

内容(「BOOK」データベースより)
東京‐大阪が日帰り圏に!昭和33年に登場し、東京‐大阪間日帰りの夢を実現したビジネス特急“こだま”。戦後、先進諸外国に負けない電車をつくりあげようと、寝食を忘れて計画・設計・運転・保守に打ち込んだ技術者たちの熱い思いを、豊富な資料、エピソードとともに綴るドキュメント。日本の鉄道を近代化へと導いた立役者、151系電車の開発から引退まで、秘話で綴る一冊。

内容(「MARC」データベースより)
昭和33年、東京-大阪間の日帰りを可能にしたビジネス特急こだま。その成功がなければ今日の電車王国もなかった。「こだま形」電車の開発に携わった技術者の熱い思いをエピソードとともに綴る。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
福原 俊一
昭和28年(1953)2月東京都に生まれる。武蔵工業大学経営工学科卒業。鉄道友の会会員。幼時より鉄道に関心を抱き、5歳のときにデビューしたこだま形電車に魅せられたのが、国鉄~JR電車発達史の研究をライフワークとする契機となった。鉄道とは全く縁のないエンジニアを本業とする傍ら、ライフワークの研究成果を昭和50年代から鉄道趣味誌に執筆するようになり、国鉄~JR電車の車両研究を主題とした執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


カスタマーレビュー

新幹線の偉大なる縁の下の力持ち、そして日本の・・・5
 実は購入した鉄道模型から本を購入したのですが、休憩時間どころか暇さえあれば無我夢中で読む本は初めてです。
 始め電車は機関車の運転士から格下扱いで窓際族扱いされていた状態を木っ端微塵に打破し、東京~大阪間を日帰りで尚かつ快適に走行させる努力が詳しく尚かつわかりやすく書いてあります。

 駅の列車表示表にのぞみを多量掲示し増発ぶりを主張するJR東海、恋人との名残を惜しんで3本も次の列車にしようと粘るJR西日本等のCMの様にひっきりなしに来る新幹線。現在では当たり前のことが実はこのこだま型151系電車の不断の努力による開発成功により成り立っていることがわかると思います。

 日帰りでの出張、乗っている間での車内での仕事、長時間座っていても快適なシート、冷房、電子レンジに至るまであらゆる新たなアイディアを駆使した列車だったのです。
 *特に今まで固定だった座席の向きを変える方法に長時間考え抜き編み出した方法なのですが爆笑の中に猛烈極まりない発想から逆にひたむきさを感じました。

 こだま型電車の資料としても優れていますがなによりも不景気で意気消沈しているサラリーマンの方に是非読んで頂きたいです。
 意気消沈した現在の時勢、戦後苦しんでいた状態から立ち直った力を読みとることが出来るでしょう。

ひとつの時代を、記録した本。5
東海道新幹線の前身は、ビジネス特急こだまの成功があったのである。
鉄道の歴史がこの本に凝縮されている。記録としての価値も高い。
著者は鉄道歴史学を綿密に確立させて来た第一人者ともいえる。
国鉄をいわれた時代、まだ蒸気機関車がゼッセイで、電気で走る列車は
力があるはずないとバカにされた時代があった。

そんな中、国鉄の技術屋たちは、いろんな問題をのりこえながら
東京大阪の日帰り実現を快適に実現した、そういう本である。

昔、鉄道ファンであった人々には、懐かしいはずです。
なによりも、NHKで、プロジェクトXとして放映されること
間違いないだろう。

国鉄中心的史観3
ここに書かれている事柄は誤りではないだろう。しかし、1958年の「ビジネス特急・こだま」出現に至る道程は、国鉄だけによるものではない。第二次大戦期の技術革新の中断を経て、新技術の導入にいち早く道筋を開いたのは私鉄である。それらの車両との比較も望まれるところであり、現在は、すでにその意味を歴史的に評価する時期ともなっているだろう。
出版元の交通公社は、現在では「時刻表」の「国鉄監修」のくびきから逃れているのだから、その視点からの論評を是非望みたかった。