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アメーバ経営―ひとりひとりの社員が主役

アメーバ経営―ひとりひとりの社員が主役
By 稲盛 和夫

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  • Amazon.co.jp ランキング: #174 / 本
  • 発売日: 2006-09
  • 版型: 単行本
  • 256 ページ

エディターレビュー

出版社 / 著者からの内容紹介
小集団による部門別採算、自由度の高い組織、時間当り採算表、リーダーが育つ仕組み――どんな苦境に陥ろうともびくともしない最強の組織をつくる“究極の稲盛流・経営管理手法”を明らかにする。大ベストセラー『稲盛和夫の実学』の実践編!

内容(「BOOK」データベースより)
小集団による部門別採算、自由度の高い組織、時間当り採算表、リーダーが育つ仕組み―究極の稲盛流・経営管理手法。独創的「管理会計」の集大成。

内容(「MARC」データベースより)
小集団による部門別採算、自由度の高い組織、時間当り採算表、リーダーが育つ仕組み-。著者の経営の根幹をなす実践的な経営管理手法について詳細に述べた、独創的「管理会計」の集大成。既刊「稲盛和夫の実学」に続く第2弾。


カスタマーレビュー

社員の「自律」って何でしょう?1
山岸俊男氏の『日本の安心はなぜ消えたか』を読み
翻ってこの本について考えるところがありました。
性善説に依拠するならば、アメーバで部門別採算制度
を採ることが社員の自律を促すことになるでしょう。
でも、会社が社員に安心を提供できなくなった現在は、
組織の中が自己中心的な雰囲気で満たされ確実に
居心地のとても悪い組織になるのが明白ではない
でしょうか。

会社が提供すべき「安心」は「利他の心」という
キャッチフレーズ一つで何とかなるような生易しい
ものではないと思います。人間って、そんなに美しい
ものじゃないと思うけれども。。だからこそ文化
や芸術や宗教があるんじゃないだろうか。

コンサルタント本とはひと味違う経営書3
アメーバ経営とは、市場に直結した部門別採算制度をベースに、リーダーを育成し、全員参加型経営を実現させるためのものである。京セラ名誉会長 稲盛氏が高収益・高成長を実現した京セラの成功の根幹を惜しげもなく披露する。

本書に書いてある「アメーバ経営」の原理・原則自体は非常にシンプルで分かりやすい。従来コストセンターと考えられることの多かった製造部門を含め、各部門の成果を「時間当たり(の付加価値)」という尺度で測り、社内取引を通じて市場に即応したコスト・生産管理ができるこの仕組みは、外部環境の変化に応じて、次々の形を変える生物の仕組みと非常に類似している、という点で「アメーバ」というのは言い得て妙な表現である。

ただし、本書を読めば、この仕組みは単に枠組みを導入しただけでは決してうまくいかないことも分かる。むしろ、その裏にある哲学、経営者の高潔な人格とコミットメント、従業員全員の熱意などがベースとなっていることが分かる。その意味では、この仕組みを導入し、成功させるためには、稲盛氏と同等の経営センス、人格とコミットメントが必要となるということだ。これは実際のハードルは高い。そこまでの力のない普通の企業がこの仕組みを導入したら、アメーバ間の利害対立が即表面化し、収拾がつかなくなるであろう。

本書に即効性を期待すると期待はずれかもしれない。ただし、長期的には、会社全体の成長性・収益性を高め、人材が育ち、従業員のモラルも高く保つことができる優れた仕組みであることも確かなので、熱意のある経営者の方には是非挑戦してもらいたい。

心に残った一節。「経営とは日々の判断が集積したものであり、その結果が実績となって現れるものである」

成功するか失敗するか。 正に劇薬的な経営手法。5
アメーバ経営とは、小単位部門別採算制度をベースに、経営者視点を持つリーダーを育成し、全員参加型経営を実現させるものである。京セラの稲盛氏が高収益・高成長を実現した京セラの成功の根幹を披露している。

本書に書いてある「アメーバ経営」の原理・原則自体は分かりやすい。従来、コストセンターと考えられることの多かった製造部門を含め、各部門の成果を「時間当たりの付加価値」という尺度で測り、社内取引を通じて市場に即応したコスト・生産管理ができるこの仕組みは、外部環境の変化に応じて、次々の形を変える生物の仕組みと非常に類似している、という点で「アメーバ」というのは言い得て妙な表現であると感じる。

ただし、本書を読めば、この仕組みは単に枠組みを導入しただけでは決してうまくいかないことも分かる。経営者の高潔な人格とコミットメント、従業員全員の熱意などが必要であることが分かる。そのため、実際のハードルは高い。そこまでの力のない普通の企業がこの仕組みを導入したら、アメーバ間の利害対立が即表面化し、収拾がつかなくなるであろう。現実に、アメーバ経営を導入したがために、会社がおかしくなってしまったという話も少なからず耳にする。そういう意味でアメーバ経営とは一種の劇薬とも言えよう。

アメーバ経営に即効性を期待するのは無理があろう。しかし、長期的には、会社全体の成長性・収益性を高め、人材が育ち、従業員のモラルも高く保つことができる優れた仕組みであることも確かなので、熱意のある経営者の方には挑戦してもらい、その成功例を世に広めてほしい。