フラット化する世界(上)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #68561 / 本
- 発売日: 2006-05-25
- 版型: 単行本
- 396 ページ
エディターレビュー
出版社 / 著者からの内容紹介
The World Is Flat――世界は「フラット」になった。この言葉の意味を理解しなければ、これからの企業や個人が生き延びることはできません。ITの飛躍的発展はインドや中国にグローバルな競争力を与え、その結果、先進国の仕事は次々に奪われています。その一方、知識やアイディアが共有されることにより、あらゆる場所でイノベーションが起きています。競争とイノベーションの新時代を、われわれはどう生き抜けばいいのか? Google、ウォルマート、デルなど「世界のフラット化」を成功に結びつけている実例を多数紹介しながら、21世紀の繁栄の条件を示します。
内容(「BOOK」データベースより)
ピュリツァー賞を3度受賞したジャーナリストが、インド、中国、日本、欧米諸国の経営者や政治家らへの綿密な取材をもとに、今われわれの目前で起きている巨大な変化を鮮やかに活写する。全米で社会現象を引き起こした超ベストセラーが、アップデート&増補版からの翻訳で登場。
内容(「MARC」データベースより)
新しい通信テクノロジーの出現、グローバリゼーションの結果生まれた世界状況「世界のフラット化」を描く。ピュリツァー賞を3度受賞したジャーナリストが、今われわれの目前で起きている巨大な変化を鮮やかに活写する。
カスタマーレビュー
デジタル化からみた21世紀
「世界は平らだ。21世紀小史 増補・更新版」という原名通りに、主題は2000年以後の現代史です。しかも更新版と銘打っているように、2005年4月に出した初版を2006年4月に改訂したというパリパリの現代史です。2巻に分かれており、この(上)巻では、1989年11月9日に東西を分けていたベルリンの壁が撤去された国際政治上象徴的なフラット化。またIT上で共同で作業が行えるプラットフォームが、90年代から準備され、21世紀になって実用化された。それを使い地域や時間を超えた様々な形態での仕事が多面的に可能となったこと。デジタル化に成功した地域では、地球が平らになったような変化をもたらしたこと。そのフラット化をもたらした原因、推し進める力が、枚挙され、やさしく述べられています。
一流新聞の記者らしく、IT界のVIPを的確に選択してインタビューし、彼等がこの変化の核だと考えていることを鮮やかに捉えて本文に取り込んでいます。文献の引用ではなく、変化を起こした当事者達の生きた発言を中心とした論旨には、説得力があります。また常に箇条書きで考えを整理していて、大部ですが判りやすく読みやすくなっています。
本書で述べられているITの進化、それに伴う変化は、現代日本ではそれほど新奇な事とは思えないのではないでしょうか。僕には、むしろ今後のITの発展のために、整理しなければならないことを挙げた第一部の最終章に興味が惹かれました。
2006年マイベスト、星6つ!
下巻まで全て読み終わってのレビューであるが、いや素晴らしい。
今年(2006年)私が読んだ本の中でダントツのベストである。
大抵の本は、読み終わったらマーケットプレイスに売りに出す私だが、
この本だけは、この先何度も繰り返し読みたいと思う。
春頃に読んだ「ウェブ進化論」は、私にとって大きな刺激ではあった。
ところが、秋頃にこの「フラット化する世界」を読むと、
「ウェブ進化論」がまるで縮小コピーのように思えてきてしまった。
「ウェブ進化論」が、世界のIT業界に生きる梅田氏の
「皮膚感覚」に基づいて書かれていたことに対し、
(それはそれで貴重であり否定されるものではないが)
この「フラット化〜」は、作者が定評のあるジャーナリストだけあって
述べられている「具体的事例」は、足で稼いだ丹念な取材に基づいたものだ。
さらに紹介されたいくつかの事例では、
「米国の地方自治体が、地元の産業振興と雇用確保のために、
より安価なインドの業者を締め出すことは是か非か?」
と言うように、実に奥深く悩ましげな問題も提起されている。
これら問題に対し、作者は読者に丸投げせずに
自らの「回答案」も示しているが、もちろんこれは「正解」ではない。
やはり我々が自ら答えを出し、自らの行動指針とするべきものだろう。
この本でつくづく思ったのは、
「世の中で起きている本当に重要なことは、実はテレビや新聞では報道されない」
と言うことだ。
マスコミで報道される「事件」は、「本当に重要なこと」が起きた後に
しばらく時間が経った後に表面に表れる「ひとつの結果」でしかない。
この本で紹介されていることこそ、
我々がなかなか気づかない「本当に重要なこと」だ。
数十年後にはおそらく歴史的転換点として記録されるだろう変化が、
いままさに起きていることをこの本は教えてくれるのだ。
IT業界に限らず、全てのビジネスマンにお勧め。
個人・集団のグローバル化の中での生き方
「国・企業のグローバル化」から「個人のグローバル化」に移行する世界では、個人や集団が協力してグローバル競争を繰り広げるということと理解。技術的進歩の話からそこで必要とされる能力の話まで、幅広く、フラット化の暗部を押さえながらも、全体としてはかなり前向きな姿勢で書かれていると思います。フラット化する社会では、ますます「ものごとを肯定的に、前向きに考える」ことが重要になると思いました。
これだけの内容をわかりやすく、しかも直接現地を訪ねた経験も交えて書かれているのには感嘆です。





![フラット化する世界 [増補改訂版] (下)](http://ecx.images-amazon.com/images/I/41Sg6%2B2xHNL._SL75_.jpg)