リスクをヘッジできない本当の理由 (日経プレミアシリーズ)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #213200 / 本
- 発売日: 2009-03
- 版型: 新書
- 175 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
金融工学はリスクを計算し上手にヘッジできる最先端の技術だったはず。それなのになぜ、くり返し危機が起こるのか。もう「想定外のことが起こった!」という言い訳に騙されてはいけない!金融の専門家ほど見えなくなりがちなリスクの正体とは?仮想マーケットを舞台に「市場の本性」を暴く。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
土方 薫
住友商事コモディティビジネス部・戦略提案グループ・エグゼクティブマネージャー。1983年、上智大学経済学部卒。2007年、東北大学大学院経済学研究科(前期)修了。国内外の金融機関・事業会社で金融・商品デリバティブの開発やリスクマネジメントなどを担当。08年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
紙面がもったいない
本の全体的内容としては、それほど悪くはないですが、面白くもない作り話がプロローグから6ページにわたって続いているし、本文の中でもたびたび登場します。むりに面白くしようとした感じがします。だから正直に紙面がもったいない感じです。それから、執筆意図が金融の素人も理解できるように書いた感じがしますが、中途半端な内容になっていると思います。ある程度知識がある人にとって、有益な内容も確かに少なくありますが(データなど)、根拠の詳細が少なく、専門的な内容なのに長々と不必要な表現が多いと思います。やっぱり専門の内容を無理に読みやすくするのは至難の業だと思いました。
シンプルで分かりやすい
内容ですね。
著者の以前の『文系人間のための金融工学の本』は、著名なトレーダーのお勧め本でした。
今回は、金融工学に行動ファイナンスを加えて、分かりやすいストーリーに仕立てている点で、良いです。前著の、3名のトレーダーが新たな内容を展開して、トレーダーの心理を巧みに解説している点が素晴らしいですね。
新書の限られたページ数から見て、凝縮した内容と感じました。
問いかけはおもしろいが、答は他者の引用
金融機関は市場に混乱をもたらす常習犯。遅刻常習犯に遅刻の理由を聞いても無意味なように、金融機関に市場の混乱の理由を聞いても無意味で、知るべきことは市場を混乱に導いてしまうその本性。
この問いかけにはひきつけられるところがありました。
しかし、その答は、常識がひっくりかえるような事態、いわゆるブラックスワン(黒い白鳥)のためであり、また統計的に分析できるリスクとは異なる不確実性のため、とのこと。
答の部分は、やはり、長文であっても邦訳もある「ブラックスワン」や「アニマルスピリット」などをまず読むのがよいのではないかと思いました。





