クルーグマン教授の経済入門 (日経ビジネス人文庫)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #109740 / 本
- 発売日: 2003-11
- 版型: 文庫
- 434 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
楽しくわかりやすいユニークな著作で知られる、ノーベル経済学賞・最有力候補、初の決定版テキスト。アメリカが抱える経済問題を素材に、舌鋒鋭く「俗説」を斬り捨て、その成功と失敗の本質を解説。番外編「日本がはまった罠」を加え、読みやすいくだけた訳文でも話題となったベストセラーを文庫化。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
クルーグマン,ポール
プリンストン大学教授。1953年、ニューヨーク生まれ。大統領経済諮問委上級エコノミスト、スタンフォード大学教授、マサチューセッツ工科大学教授などを歴任。世界銀行、EC委員会などの経済コンサルタントを務める。収穫逓増に基づく新貿易理論の旗手として知られ、通貨理論や、インフレ期待による日本景気回復策などで世界の注目を浴び続ける。近年はブッシュ政権批判の名コラムニストとしても有名
山形 浩生
1964年、東京生まれ。東京大学大学院修士課程およびマサチューセッツ工科大学不動産センター修了。大手シンクタンク勤務の傍ら、広範な執筆活動と各種翻訳を手がけ、ウィリアム・バロウズの紹介者としても知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
くだけた訳文とくだけた内容
訳文に賛否両論はあるが、実際の経済政策問題を経済学的に分かりやすく解説した良書。貿易赤字や医療問題など複雑な問題が非常にシンプルに分析され、こういうことだったのかとひざを打つことが多いだろう。ただし、その経済問題に対する予備知識や経済学についての基礎知識は必要。本書はそういうものを踏まえたうえでどのように経済を分析していくかという「経済の切り方」を見せてくれる本だ。
わかりやすい
本書の狙いである、超難しい本と、空港で買う時間つぶしの本との間、という位置づけは、まさにその通りで、要は、読み応えを感じながら、超難関の課題にぶち当たらずに、読みぬくことができる、経済学の本である。具体例(貿易赤字、インフレ、日本の医療、SLアカウントなど)をベースに議論が繰り広げられているので、非常にわかりやすい。個人的には、医療の話(日本は、医療費が政府により低く抑えられているから成り立っている)や、貿易の話(貿易赤字を抑えようとする目的を、ドル安政策で実現しようとしても、成立しない)などを通じ、経済の話を経済学の理論から入ることの、非現実性を痛感できたことが、本書のGainであった。
(追加2009年1月3日)
旅行中に、久しぶりに再読する
失業率、生産性、富の分配が経済学の肝である、という明快に切り出しで、今読んでも面白かった。今回の金融危機は、実態が伴わない債務(ローン)の証券化、およびそのような証券を混在し、リスクが隠蔽化された金融商品をグローバルに売り飛ばした米国の金融機関により導かれたものであるが、実際どこまでサブプライム層のDefault Rateが想定と違ったのかわからないが、なし崩し的にDefaultしてしまい、信用収縮がドミノ倒し的に広がった、ということと、資本市場にExposeされた、個人の資産総額が、特にInternetの普及により加速的にGlobalで増え続けていたことにより、逆資産効果の影響が今後じわじわきいてくることが予測できることからきていると思うのだが、規模が違うが、原理は本書にあるS/Lの事例と一緒である。要はモラルハザードね。ばれなきゃ大丈夫。10年前にジャンクボンドブームがあったけど、債務がデフォルトするまでには時間がかかるから、その間は、統計的にはデフォルト率はゼロ。それをプロモに使えば、よくわからない人はどんどん買ってく。ここに大きな問題がある。資本市場のMagnitudeは、一般に開かれていないいわゆる機関投資家が握っていて、そこがこけると、そこそこ普及してきた庶民への金融商品の価値も下がってしまう。金融商品のリスク管理、という部分については、小さい政府から大きい政府へ転換していくんじゃないかなあ。
画期的で本格的な経済入門書
某書で紹介されているように、経済のことが知りたいんだけど
「経済学」の本はちょっと・・・という方におすすめします。
ノーベル経済学賞最有力候補のクルーグマンが一般読者のために
「経済」をわかりやすく解説したこの経済入門。
経済を説明するために「経済学」の理論を使って
実際の政策と問題はどこにあるのかを明快に解説されています。
他の経済本とどこが画期的かというと1つはくだけた口語体
(賛否両論あります)、そして流行りの経済予言書(21世紀は世界
恐慌が起こってお先真っ暗だァ~みたいな本とか未来はこんなに
スゴくなる!!とか)のどこがおかしいのかを徹底的に解説しています。
むしろ、本書でもっとも強調されているのは
経済が発展して生活水準が高まり、政府がなしくずしの政策
を行っても私達は結局なにも「期待」していないよね~
・・・ということでしょうか。





