甘苦上海〈1〉夏から秋へ
|
| 価格: | ¥ 1,050 1500円以上は送料無料 詳細 |
発送可能時期: 在庫あり。
販売、発送は Amazon.co.jp
商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #100778 / 本
- 発売日: 2009-03
- 版型: 単行本
- 176 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
仕事も生活もこだわりを満たして生きている。それでもまだ、何かが欠けている―51歳の女性企業家・早見紅子の前に、突然現れた蒼い気配を漂わせる39歳の男。欲望が肯定される街で、恋の冒険が始まる。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
高樹 のぶ子
1946年、山口県防府市生まれ。東京女子大学短期大学部卒。80年「その細き道」を「文學界」に発表。84年「光抱く友よ」で芥川賞、95年『水脈』で女流文学賞、99年『透光の樹』で谷崎潤一郎賞、2006年『HOKKAI』で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。01年より芥川賞選考委員、05年より九州大学アジア総合政策センター特任教授(アジア現代文化研究部門)を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
全てが中途半端
全てにおいて中途半端な小説です。まず、登場人物のほとんどに現実感がありません。ヒロインの紅子は51歳という年齢の割には恋愛において未熟だし、その相手役の石井京は、プレイボーイという設定の割りには純情すぎます。人物それぞれが小説の中で生き生きと動いている様子はうかがえず、単に高樹のぶ子という作者の頭の中でしか生きていないような小説です。性描写にしても、恋愛感情の描写にしても、どうも作者の未成熟から来ているような気がします。その意味では空想小説とでも呼べるかも知れませんね。恋愛は頭の中でするものではありません。セックスもまた然りです。登場人物それぞれのセックスがとても未成熟なのはどうしてでしょう?50代、40代、30代とそれぞれ成熟した性経験を持っているはずなのに、小説の中での性はまったく20代のようです。この手の恋愛小説を書こうと思うのなら、作者はもっと本物の性経験を持たなくてはいけないのかも知れません。ただ、唯一救われているのは、松本という男でしょうか。この男にはリアリティがあります。作者のまわりにモデルでもいるのかと思わせるほど良く書けています。最後になりますが、もし興味があるのなら古本での購入をお勧めします。わざわざ新刊で買うほどの価値はありません。
買う値打ちは無い
私は日経を10年続けて読んでおります。今まで読んだ連載小説の中でこの小説が群を抜いてくだらなく、早く終わって欲しいと連載開始直後から切実に思っております。
小説家なら、なぜそれぞれの登場人物をもっと色鮮やかに描き出せないのでしょうか?主人公の魅力が全く感じられません。主人公の紅子はただの自己愛の塊にしか見えません。紅子がお金で買った男、「京」との関係も、精神的な繋がりに結びつく出来事が殆どなく、ただ体の関係だけがあるだけ。紅子の言動に既に自己愛や自分の主義についての矛盾がちらついてくるため、主人公に共感が持てない人が多いと思われます。
色々と中途半端なエピソードが混ざり合って消えていきますが、話が展開しても、何故京が紅子に惹かれるのかが、少なくとも私には全く理解できません。
「性」の表現も実に中途半端ですね。
ポルノとしては表現が甘くてインパクトに欠け、恋愛物としてはくだらない。京が実に自己本位なセックスばかりをしており、作者の価値観が反映されているのかと勘ぐってしまうほど真の愛からはかけ離れています。
松本との不倫関係も不謹慎すぎます。せめて松本は独身という設定にしていれば、この小説はここまで不愉快なものにならなかったかも知れません。松本の家族が全く透けて見えない事実も、この作家の力量を示しているのではないでしょうか。
毎朝、読むのを楽しみにしてます
女流作家の小説をまともに読むのは、初めてだ。
だから、僕にとって、この小説は、キワメテ、新鮮だ。
女性特有のものか、描写がとても丁寧に書かれている。
特に、
性行為の描写が素晴らしい。




