日本的人事管理論―組織と個人の新しい関係
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #206340 / 本
- 発売日: 2008-07
- 版型: 単行本
- 205 ページ
エディターレビュー
出版社/著者からの内容紹介
戦後わが国では、<旧来の日本的経営=個人軽視><欧米型経営=個人尊重>という単純化された二項図式のもとに、各種の人事制度をアメリカなどから輸入し、アレンジしながら取り入れた。しかし、現時点で冷静に振り返ってみると、その中には「個人尊重」にむしろ逆行するものや、時代の要請に反するものも少なくない。
本格的なポスト工業化の時代、「知恵社会」を迎えようとしている今、かつて捨て去った日本的経営のシステムや慣行の中に企業にとっても個人にとっても重要なエッセンスが含まれているのではないか。
本書では、日本的経営、とりわけ人事管理の中に見られる「あいまいさ」に注目し、それがこれからの能力開発や、仕事の配分と処遇、人事評価の方法、社員の動機づけ、さらには組織と個人の関係に活かせるキーワードであることを明らかにしていく。
日本的経営のエートスを見出し、それを再評価しながら、同時に欠点を克服する。日本的経営の再生に向けての道筋を説いた書。
内容(「BOOK」データベースより)
「評価」より「評判」、形式上は年功で実質は実力主義…日本的なものの見直しが、組織を活性化させる!日本的な「あいまいさ」を生かすポスト成果主義の人事管理論。
カバーの折り返し
人間特有の「あいまい」な能力や個性が、
本格的なポスト工業化社会が到来したことによって
いっそう重視されるようになり、
それを向上・発揮させる仕組みとして
「あいまい」な日本的人事管理が価値を増している。
日本企業の経営者には、それが新しい時代に、
そして国際的にも通用するものだということを認識し、
追い風に乗ってもらいたい。
カスタマーレビュー
日本人の励みになる一冊
景気の低迷、凶悪犯罪、政治の混迷・・といった暗いニュースばかりが流され、今日本人が本当に自信を失いつつあります。
そんななか、日本人が長年培ってきた「名誉、尊厳、そして人間としての誇りを重んじる」という気質こそがこれからの企業経営には必要だと筆者は強調します。
近代化から120年たったとはいえ、日本人の奥底にある高貴な精神は不動なのです。
帯にあるとおり、人事管理論として有益なのは勿論ですが、私はある種の日本人論としても本書を楽しめました。幅広い方に読んで頂きたい一冊です。
社会科学のモデルのようなシャープな文体
太田氏の本はこれまで何冊か読ませてもらっているが、相変わらず論旨が明快で文体がシャープだ。社会科学系の論文や著書には、とかく雑で稚拙なものが少なくない。そのなかで太田氏の文体は郡を抜いて分かりやすく、論理的だ。特に「集団主義」と「チームワーク」の違いを述べるくだりには成る程と唸らされた。
ポスト工業化社会を生き抜くビジネスマンのみならず、論文を書くことの多い社会科学専攻の大学生にとっても必読の書といえるだろう。
「あいまいさがよい」という逆転の発想
人事管理論というとどこか味気なく、お堅いイメージがありますが、この本はまったく違います。日本企業の人事にはこんなよいところがある(あった)のかと気づかされました。逆に改善しなければならない点も明確になりました。著者の炯眼にはいつも感心していましたが、この本もまた鋭い視点にうならされました。私的には、女性労働や高齢者雇用に関する本も期待してしまいます。




