スティーブ・ジョブズ-偶像復活
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #13064 / 本
- 発売日: 2005-11-05
- 版型: 単行本
- 544 ページ
エディターレビュー
出版社 / 著者からの内容紹介
スティーブ・ジョブズは、世界最初の本格的パソコン、マッキントッシュを世に出し、世界中に熱狂的なMacファンを生み出した。しかし、自らスカウトしたCEOジョン・スカリーとの争いの末、アップル追放の憂き目に遭う――。ジョブズの人生劇の最初の幕がそこで下りたとすれば、本書はその続き、「復活編」とでも題すべき「第二幕」を中心に描いた“非公認”ノンフィクションです。
大いなる挫折を味わったジョブズは、2つめの会社ネクストコンピュータと買収したCGアニメ映画制作会社ピクサーの経営を通じて「武者修行」をし、タフな経営者・交渉人としての手腕に磨きをかけました。その実績をひっさげ、経営難に陥った古巣アップルのトップの座に返り咲きます。そして、「偶像(アイコン)」復活で力を得たアップルは、iTunes/iPodで音楽ビジネスに乗り出し、再び世界を熱狂の渦に巻き込んでいます。
これだけでも十分劇的な人生ですが、それをさらに彩るのが、ジョブズの波乱万丈の私生活。養子としての生い立ち、インドでの放浪体験や禅・菜食主義への傾倒、数々の女性遍歴、最初の娘への複雑な感情、実母や実妹との出会い、妻ロリーンとの結婚等々・・・。ジャーナリスト出身の2人の著者は、実名・匿名の関係者への取材をもとに、生身の人間としてのジョブズの生きざまに迫ります。
内容(「BOOK」データベースより)
アップルコンピュータを創った男のビジネス史上最も偉大な第二幕。カリスマの虚像と実像を追った「非公認」ノンフィクション。
内容(「MARC」データベースより)
コンピューター、映画、音楽の3つの産業に革命をおこした「ミスター・インクレディブル」。アップル追放後の、CGアニメ映画の開拓、アップルCEOへの復帰、そして音楽ビジネスへの参入などの「第2幕」を描いた評伝。
カスタマーレビュー
著者の書き方が気になる・・・
内容は面白いです。ただ非常に気になるのは著者がある種の偏見を持っているのではないのかなという想いです。スティーブ・ジョブズは確かにこういった人間なのかも知れませんがそうでないかも知れません。そんなところがちらちらかなり多く垣間見られました。たとえば、「トイ・ストーリー」が大ヒットして栄誉に輝いたイベントでジョブズが監督のラセターを壇上にあげずに自分で栄光を独り占めしたと書いてありますが、実際にそのシーンを映像で見たのですが全然そんなことはありませんでした。壇上にはジョブズのみ呼ばれて賞を受けその次にラセターのところに行って彼の手を持ち上げて観衆に応えていました。だからちょっと偏見があるのか、エキセントリックなだけの人物表現をしたいのか戸惑います。
スティーブ・ジョブズが如何に非凡な人間か、改めて実感できる本
スティーブ・ジョブズやアップルコンピュータに関しては、既に多くの出版物があり、語り尽くされている感があるが、何度読んでも面白い。
本書もその例に漏れず、多くの魅力に溢れている。際立っている点は、スティーブ・ジョブズのプライベートな部分を大胆に記述している点と、関係者への取材結果を踏まえて、スティーブ・ジョブズの人となりが良くわかる表現をしている点である。その結果、スティーブ・ジョブズのカリスマ性や偏執性等々、非凡な部分が浮き彫りになっている。
中でも特に感心したのは、1970年代、アップルIIを開発している頃から、ユーザーインタフェースに最大の関心を払っていたことである。このこだわりはその後も変わることなく、iMacやiPod等のヒット商品の源泉となっていると思うが、市場の隠れたニーズにいち早く注目する先見性と、製品として実現する行動力はすばらしいと思った。
一方、性格面で興味深かったのは、「過去をきれいに忘れる」という得意技である。人間、過去の失敗やいやな出来事はなかなか忘れることができない。イチローも、「忘れなくてはならないことを、忘れられるようになったらこれは武器です。」(日経ビジネス、2005.12.26)と言っていたが、この点を見習うことができたら、人間一皮むけるのではないだろうか。
また、本書は、翻訳も良かった。例えば、「古参社員たちは、この事態を「まぬけの増殖」と呼んでいた。」(90ページ)、「まぬけの増殖」とは、まさに妙訳である。
さらに、「我々は、不満をもらすだけで十分でした。ドーベルマンを放すような感じでした。びゅんと飛んでいって、そいつにかみついてくれるんですよ。」(118ページ)なども、その場面がまざまざと浮かんでくる。原文ももちろんすばらしいのであろうが、軽妙な日本語訳も、本書の魅力の一つと言える。
本書は、業界を問わず、製品開発に携わる人にとって非常に示唆に富んでおり、参考になる点が多いのではないだろうか。
あの、最新のジョブズ本
この本を読んだジョブズが激怒。出版社に販売中止を要請。出版社が言うことを聞かないと
見るや、アップルのオンライン・ストアからこの出版社(ちなみに、かなりメジャー)を追
い出した!
この過激な一幕を聞いてしまっては読まずにはいられないだろう。
初めての「一般人でもつかえるパソコン」マッキントッシュ、iPodとiTunesStoreによる
音楽配信産業の開拓、PixarでのフルCG長編映画という分野の開拓と大成功。3つの分野
で「アイコン」となったジョブズ。その半生記。その軌跡も凄まじいが、それよりさらに
面白いのは、ジョブズという人間の人格そのものである。どこまでが事実で、どこまでが
ストーリーテラーの腕なのか分からないが、とにかく、すさまじい。詳細はここで語って
も意味がないので、是非本書を読んでいただきたい。著者のヤングは、ライターや雑誌編
集者として長年Appleやシリコンバレーに関わってきているらしい。以前に別のジョブズ
本も出版している。また、多くの周辺人物にインタビューも行っているようで、内容の信
憑性はかなり高そうである。(そうでなければ、ジョブズ相手なら裁判沙汰になるだろ
う。)
とにかく、このページに辿り着いて、このレビューまで読んだ人なら、この本は読んで
損はないと断言できる。





