ロシア文学講義
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #93620 / 本
- 発売日: 1992-11
- 版型: 単行本
- 394 ページ
エディターレビュー
内容(「MARC」データベースより)
芸術的感性のめくるめく証-。細部にこだわり精細に展開する、「ロリータ」の作者一流の文学論。ロシアの作家、検閲官、読者について、またロシアの文豪たちの諸作品をさまざまに論じた書。
カスタマーレビュー
マニアックなアンナ・カレーニナ論
この書は「ロリータ」で有名なウラジーミル・ナボコフのコーネル大学での講義録をまとめたものである。この本は過半数の項を「アンナ・カレーニナ」(以下AK)に割いており、AKの解説書では世界で最も有名なものとなっている。「AKの冒頭は1972.2.11AM8:00である」「近代文学史上初めて同性愛を描いたのはAKである」などマニアック度全開で、ドストエフスキーの評論に比しマニアックな解説書の少ないトルストイの評論としては非常に貴重なものとなっている。ただし、知識や技巧にとらわれるあまり、AKの主題の解説が深くないのが惜しい。例えば、AKはショーペンハウエルの影響を強く受け、エピグラムの「復讐は我にあり我これに報いん」はショーペンハウエルの「意思と表象としての世界」に影響を受け聖書の申命記から抜粋した・・等、本質を突いた解説や知識の提供をしていればもっと良かった。


