パレスチナから報告します 占領地の住民となって
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #347662 / 本
- 発売日: 2005-05-10
- 版型: 単行本
- 302 ページ
エディターレビュー
出版社/著者からの内容紹介
たぐいまれな分析力と情報収集力で知られるイスラエル人ジャーナリストであり、イスラエル・パレスチナ問題のカルト的存在である著者が、ヨルダン川西岸のパレスチナ自治区ラマラに住み、発信しつづけた37の記事。1995年のオスロ合意後の立役者イスラエルのラビン首相が暗殺されイスラエルとパレスチナの衝突は激化していく1997年から、イスラエルの入植政策が進みイスラエルの監視がますます強まる一方自爆テロが横行する2002年にいたるまで、二民族間の対立、パレスチナ自治政府への苛烈な憤り、貧困、自暴自棄、恐怖に支配される人々直面している毎日が、イスラエル・弱者パレスチナというステレオタイプの見方を越えて描かれる。道路封鎖、突然の発砲、自爆テロ……占領の真実を描きつつ、何が正義か、誰が正しいのかへの考察を孕ませながら内側からしか見えないパレスチナがあらわになる。占領地の住民の心の奥底をすくい取る勇気アルレポート。和平のために今、求められているのは何か!
内容(「BOOK」データベースより)
パレスチナの人びとは圧倒的な力の差と不条理な暴力の日常を、強く生きている。たぐいまれな分析力と情報収集力で占領地の住民の心の奥底をすくい取る勇気あるレポート。和平のために今、求められているのは何か!イスラエル人ジャーナリストが占領を生き、その声と真実を伝える。
内容(「MARC」データベースより)
ヨルダン川西岸地区ラマラに住むイスラエル人特派員からのレポート。土地や家屋の強制収用、道路封鎖、ジェニン侵攻…。和平のために今、求められているのは何か? 不条理な暴力の日常に生きる現地の人々の声を伝える。
カスタマーレビュー
双方の不正を公正に報道するという立場
彼女はジャーナリズムに中立はないと言う。
反占領の立場から書いているのだと断言する。
彼女は、有名人、役人、公的機関を信用しない。
現地住民の生の声からこそ学ぶのだという。
彼女を衝き動かすのは、不正への怒りだという。
徹底した現場取材を行い、現地住民の何百という生の声に基づいて
記事を書いている。そのリアルな描写には圧倒される。
まるで自分も現地に実在しているかのようにリアルに迫ってくる。
住宅建設許可制の欺瞞については、
住宅の建設を許可しない、耐え難いほどのろのろと出すという戦術を
通して、「違法家屋」を次々と破壊していく。
法制度という偽装のもとに。
その批判の矛先はイスラエル政府と軍だけでなく、同じ論理に基づいて
パレスチナ自治政府をも容赦なく批判する。
私はパレスチナの教員組合について、その内実を初めて学んだ。
まるで、官製の労組とは別に、独立労組連帯を下から組織したポーランド労働
者達の闘いのように。
自治政府が四つの専売事業を独占していること。
これらの利益が年間予算が組まれる公の財務省財源には組み込まれず
裏資金として蓄えられていること。年間数億ドルにものぼること。
彼女は私はパレスチナ問題の特派員と呼ばれているが、イスラエルの占領政策
の現実をイスラエル国民にこそ訴えたいという。
「占領を生きている」という立場から、
ユダヤ人収容所へ送られた両親へのドイツ人の『無関心の好奇心の目』
「傍観者」にはならない。
それもまた彼女を衝き動かす本質的な要因の一つだろう。
彼女は『どっちもどっち』という立場ではない。占領こそが本質だと言う。
占領地からの撤退なしに、この問題の解決はないという立場だ。
確かに、入植地によって幾つにも寸断されたパレスチナなど、国家という名に
値しないと私も思う。
守護神のよう
この本を読んでから、アミラ・ハスは
わたしの守護神のような存在になった。
ハスのようなジャーナリストが、
今日も現場へ入って記事を書き続けていることが、
こんな時代を生きるための励ましと
確かな希望に思えるからだ。





