空の空なればこそ
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #203181 / 本
- 発売日: 1998-01
- 版型: 単行本
- 207 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
ダイアナ、フーリガンからスイス銀行の「犯罪」まで―混迷の中に暮れ行く「極端なる世紀」の終幕をしなやかに見すえる。
内容(「MARC」データベースより)
ダイアナ、フーリガンからスイス銀行の〈犯罪〉まで-迷走の中に暮れ行く「極端なる世紀」の終幕をしなやかに見すえる。雑誌『ちくま』に95年から97年にかけて連載したものを一冊にまとめた。
カスタマーレビュー
堀田善衛にしては歯切れが悪い
キリスト教布教のために、誰かが堀田善衛のペンネームを利用して、「神学など詳しくないが」「自分には判断の資格はないが」と言いながら、かつての共産主義者が最後はキリスト教に転向したような印象を与えているかの感のあるエッセー集。『時代の風音』にひきつづき、国際派ビジネスマンが、これなら俺だって書ける、アカの言いたいことはわかってる、と代筆したようなトーンが鼻に突く。
俺の学問なんかたいしたもんじゃない、と、冷やかながらキレのいい、飄々とした文体が失われてしまっているのは、この本の著者が学識経験者や神学研究者に遠慮しいしい、それでも自分の知識をやたらとひけらかして書いているからだろう。
東大ではなく、慶応という二流の学校出が世の中をどう斜に眺めているか、が堀田善衛の魅力で、それがこのエッセー集にはない。
堀田善衛に興味のある方には、古本屋で『方丈記私記』を探すことをお勧めします。




