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樋口一葉全集 第4巻上 和歌1・2

樋口一葉全集 第4巻上 和歌1・2
By 樋口 一葉

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  • 発売日: 1981-12
  • 版型: -
  • 579 ページ

カスタマーレビュー

例えば、新年の歌には…5
 
 小説家樋口一葉になる前に、樋口夏子は萩の舎塾で中島歌子から和歌を学び、才覚を現した。

 しかし、生活のために小説家に転じる。

 家が傾かず、裕福であれば、女流歌人で終わったかも知れない…。

 ここでは、わずかな歌を抜き出すにとどめよう。

  新年【賀の歌】  樋口一葉(本名、奈津)  明治5年〜29年(享年24歳)
 
   新たまの年の初めのけふはまた風ものどけき心地こそすれ

   思ふどち寄りて語らん新玉の年のほぎごと言ひはやしつつ

   新玉の年の初めのけふなれば風ものどかに吹くかとぞ思ふ

   あら玉の年を迎えて梅が香も今朝はのどかに匂ひ初めけり

   新しき年の初めと我が庭も造り変へたり今朝のしら雪

   くれ竹の一ふし毎に千代こめて幾世か越えん君が齢は