ちゃんと話すための敬語の本 (ちくまプリマー新書)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #113310 / 本
- 発売日: 2005-01
- 版型: 新書
- 127 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
敬語ってむずかしいよね。でも、その歴史や成り立ちがわかれば、いつのまにか大人の言葉が身についていく。これさえ読めば、もう敬語なんかこわくない。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
橋本 治
1948年東京生まれ。東京大学文学部国文科卒業。在学中の68年に駒場祭ポスター「とめてくれるなおっかさん背中のいちょうが泣いている男東大どこへいく」でイラストレーターとして注目される。『桃尻娘』で講談社小説現代新人賞佳作。以後、小説、戯曲、舞台演出、評論、エッセイ、古典の現代語訳など、その仕事はひとつのジャンルに収まらない。96年『宗教なんかこわくない!』で「新潮学芸賞」、02年『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』で「小林秀雄賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
心構えが簡潔で分かりやすく紹介されています。
敬語を用いて話すための心構えが紹介されています。
まず、相手と自分との間に距離があることを認識します。
距離がある場合、目上の関係なら尊敬語・謙譲語を用いて、
対等の関係なら丁寧語を用います。
この心構えは簡潔で分かりやすい。
また、「尊敬しているか否かで敬語を用いる」という認識が
現在広く浸透しているのは明治維新以降とのことです。
古くは603年聖徳太子が冠位十二階で人をランク付けしてから
江戸時代の士農工商に至るまで人のランクが決められました。
このランク(距離)に基づいて敬語が用いられていたようです。
明治維新で平民扱いとなりランクが解消されたため
「尊敬しているか否かで敬語を用いる」となりました。
本書で示している心構えは江戸以前のランク付けに基づく
心構えにあたります。この心構えは簡潔で分かりやすい。
敬語で、人間関係を考える。
日本語という、「敬語になりそうなところはかたっぱしから敬語にしてしまう」面倒くさい言葉をつかって生きる私たちのための本。なんで、そんなメンドウなことになったのかの、歴史的な背景もわかりやすく説明してくれる。「身分」とか「目上・目下」といった、実にややこしい来歴が後ろにはあるようで、そこから自由になるのは、けっこう難しいらしい。ただ、その辺の事情を知っていれば、ずっと身動きがとりやすくなる。
何はともあれ、本書は実用書そのものである。たとえば電車内でよんで、すぐに会社や学校の中で応用できそうな感じである。とくに人間関係の問題、に対して、役に立つ。「敬語」とは、それほど親しくない人との「距離」のとり方をめぐる言葉のあり方、であるから。つまり人付き合いのマニュアル本でもあるのだが、最後には、日本人としてどう生きたらよいか、という少し大きめの話題にまでつながってくる。小著ながら、得られるものはたくさんある。著者が念頭においている十代の若者だけに読ませておくのは、もったいない。
正しい敬語を使いたくなる!
~敬語の使えない人間と言われてきた私は、今まで敬語の使い方なる本を一冊も読んだことはなかったが、橋本センセーのこの本には大いなる期待を持って臨んだ。もちろん期待どおりだった。言葉遣いは人と人との距離の問題だということは感覚的に分かっていることだと思う。こちらが好意を持っている女性から丁寧な口調で接しられたときは諦めの気持ちを持つし、~~付き合っていた女性が振る際に急に丁寧な口調になるしらじらしさはよく分かっている。この本は十代のはじめを対象に書かれたということで、敬語の成り立ちから分かりやすく説明されている。そして、敬語を上手に使うことで人と人との距離をうまく保つことも出来ること、リスク回避から日本語の表現力の豊かさまで考えることになることを教えてくれる。~





