ガルガンチュア―ガルガンチュアとパンタグリュエル〈1〉 (ちくま文庫)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #166966 / 本
- 発売日: 2005-01
- 版型: 文庫
- 508 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
フランス・ルネサンス文学を代表する作家フランソワ・ラブレーの傑作大長編、待望の新訳版。この巻では、巨人王ガルガンチュアの誕生・成長と冒険の数々、さらに戦争とその顛末が、笑いと風刺を織り込んだ密度の高い文体によって描き出されてゆく。現代的センスあふれる清新な訳文から、不朽の物語の爆発的な面白さと輝かしい感動が楽しく伝わってくる。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ラブレー,フランソワ
1483?‐1553。フランスの作家・医師。モンテーニュとともに16世紀フランスを代表する文学者。トゥーレーヌ地方シノンに、弁護士の末子として生まれる。フランチェスコ会修道院に修道士として起居し、哲学・神学を学ぶかたわらギリシャ語を独習。1528年ごろパリに上る。30年秋、モンプリエ大学医学部に登録。32年にリヨン市立病院に勤務、医師・古典学者として第一歩を踏み出す
宮下 志朗
1947年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科教授(言語情報科学専攻)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
読みやすく親しみやすいラブレー
我が国においてラブレーと渡辺一夫はほとんど切っても切れない関係にある。ラブレーといえば第一に渡辺一夫。渡辺一夫といえばラブレー。渡辺一夫は、和漢古典の豊富な学殖をもって、ラブレーの諧謔を余すところなく伝えた。渡辺一夫のラブレー翻訳は日本翻訳史上の金字塔である。しかし、渡辺の訳は難しい漢語を用いたりして、学識ないものを突き放してしまっている所がないではない。
かくなる現状で、新訳をたたきだした宮下氏の意義は、はたして大きい。氏のラブレーはとにかく読みやすく親しみやすい。私のごとき浅学には、渡辺訳よりも却ってラブレーの文章が生き生きして見えた。とにかく可笑しく、面白い。笑う。ラブレーって面白いな。そう思うことが出来た。
渡辺訳と宮下訳の学術的な、また文学的な優劣は私には絶対につけられない。しかし宮下訳の現代的意義、これは絶対にある。
この本を新訳するなんてすごい
あまりにも「渡辺一夫氏の翻訳」というイメージが固まってしまっている本作の新訳に臨んだだけでも表彰状ものだと思います。本屋で見て驚きましたもの。おかげでこれから当分は楽しみが続きます。





