現代民話考〈3〉偽汽車・船・自動車の笑いと怪談 (ちくま文庫)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #391973 / 本
- 発売日: 2003-06
- 版型: 文庫
- 444 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
タヌキやキツネが汽車に化けて、衝突したり、ひき殺されたり…。海で死んだ死者が「杓くれぇ」と手を伸ばしたり。幽霊船・幽霊自動車・幽霊電車・魔の踏切・魔のカーブ・魔のトンネル…。乗り物にまつわる奇々怪々の話ばかりを集めた巻。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
松谷 みよ子
1926年、東京に生まれる。作家。「びわの実学校」同人。松谷みよ子民話研究室主宰。『龍の子太郎』(国際アンデルセン賞優良賞受賞)『ちいさいモモちゃん』(野間児童文芸賞受賞)『あの世からの火』(小学館文学賞受賞)など著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
怪談と笑い---民話の原点
このシリーズも3冊目になりました。いよいよ怪談ものの登場です。
車やトンネルにまつわる話、タクシーで墓地まで乗る話、船に出るおばけの話、などなど。これら「典型的な」話が豊富です。どれも怖い話なのですが、どんどん読んでしまいます。
全国各地に、同型の話が分布していることがわかりますが、地域差があることも興味深いものがあります。ユングの「集合的無意識」のことを思い出しました。
これら、怖い話に溢れた1冊ですが、最後に笑い話の章が収められていることで、ホッとさせられます。
時を越えてつながりあう もの
民話とはなんだろうか。
それは語りの中に時を越えてつながりあう
人間の気持ちがこめられているものではないだろうか。
三巻では車、鉄道、船にまつわる現代民話が集められている。
その中でも多いのは怪談の類の話しである。
車に関するものは都市伝説としてどこかで聞いたことがある話だったが
狸や狐が鉄道に化ける話や船幽霊の話はあまり聞いたことがないだけに新鮮だった。
また人力車をつかまえる幽霊の話が
現代においてタクシーを拾う幽霊の話にかわっていくことにも
時代のうつりかわりが怪談にも影響を与えることがわかって興味深い。

