図説 拷問全書 (ちくま文庫)
|
| 価格: | ¥ 1,155 1500円以上は送料無料 詳細 |
発送可能時期: 在庫あり。
販売、発送は Amazon.co.jp
商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #9310 / 本
- 発売日: 2003-04
- 版型: 文庫
- 423 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
拷問とはいったい誰のために行われたのか。中世のヨーロッパでは、何が罪に問われ、どのようにして拷問や刑罰が行われたのか。理不尽極まりない魔女狩りや異端信仰の排斥に猛威を振るった、宗教裁判の背景とは。鞭打ち、火責め、水責めから拷問椅子、謎の責め具の詳細まで…。死ぬことすら許されなかった苦痛の数々を豊富な図版とともに検証する。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
秋山 裕美
岐阜県に生まれる。富山大学人文学部語学文学科卒業。専攻は比較文学。十代のころから地方紙の文化欄にコラムを書きはじめる。出版社勤務を経て、文筆業に就く。以後、エッセイ、ノンフィクション、映画関係書と幅広い分野で執筆を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
羊頭狗肉の書
『図説拷問全書』という題名から想像するような包括的・網羅的な拷問全般を扱った本ではありません。 本書はヨーロッパ、とりわけ西欧の中世から近世・近代にかけての「拷問」に関する図版入り解説本でしかないのですから。したがってタイトルは内容を正確に表して居りませんので、購入される際にはその点に留意されるとよいでしょう。
とはいえ、かつての単行本より遙かに廉価な袖珍本にて多数の写真・図版が掲載された本書を読めるのは、たいそう便利な限りではあります。先ずは「一見、一読の価値あり」と申せましょう。
☆4つの評価の理由は・・・
書名に惹かれて購入した。なんたって『図説 拷問全書』だ。
中世ヨーロッパの拷問の簡単な歴史、当時何が罪に問われ、どのような拷問や刑罰が行われたのかが簡潔に書かれている。メインは刑罰と拷問の具体的な内容の紹介である。「全書」という名にはほど遠い内容だが、近年の新書につけられている題名よりはまだましかなとも思う。他の作品からの引用が多すぎるのも気になったが、題材への興味で一気に読んだ。聞いたことだけはあった拷問「鋼鉄の処女」も出ていた。「ヤギ責め」という拷問もある。刑罰にもいろいろある。「釜ゆで刑」「生き埋め杭打ちの刑」などの残酷な刑のほか、名誉剥奪刑という辱めを与える刑もあり、その中には「酔っ払いのマント」など本当にこんなのが法律で決まっていたのかというような情けない刑もある。
私は中世ヨーロッパ史に疎いのでこの作品の学術的評価や位置付けがわからないまま読み終わり、おぉ、昔はこんなことをやっていたんだなぁ、と単純に楽しむことができた。最後に解説を読んでみたら、どうもこの本は学術的だとか難しいことを考えて読む本ではないということがわかった。と、いうことで中世ヨーロッパの歴史、キリスト教と拷問の関係等に詳しい人にとっては非常に物足りない作品なのだろうが、単なる興味で読む本としては値段も手頃だしなかなかいいと思う。☆4つはそういう評価である。
でも著者はなんでこの作品を書いたのだろう。amazonでこの著者の他作品の題名を眺めてみたがこの作品だけが異質である。不思議だ。
ちゃちゃっとまとめてできあがった本
同じシリーズで「死刑全書」という良書がありましたが、
本書はそこに書いてあることをなぞっただけのシーンも
あったりして、期待していただけにがっかりでした。




