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反貞女大学 (ちくま文庫)

反貞女大学 (ちくま文庫)
By 三島 由紀夫

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  • 発売日: 1994-12
  • 版型: 文庫
  • 313 ページ

エディターレビュー

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タイトルどおり、夫に対し貞淑ではない妻、「反貞女」になるためのマニュアル本である。ただし、世界のミシマともなると、反貞女といっても生半可ではない。立派な姦通を成し遂げるには、16、7の娘のころから周到に準備し、まずは夫の選択から入念に行わなければならないという。この「大学」の教えはなかなか厳しいのである。「なぜ妻は夫を軽蔑するのか?」「なぜ女は芸術家に憧れるのか?」「美容整形は是か非か?」といった、いつの時代にもある疑問に対し、三島先生がズバリ解答してくれる。その内容を教訓とするか、受け流すか、戯言として却下するか、読者の反応は分かれるだろうが、ともかく本書の「三島節」は痛快で冴え渡っている。「ある女は心で、ある女は肉体で、ある女は脂肪で夫を裏切る」というフレーズなどは、名言集にも入れたい。本大学で反貞女たるべく基礎学力を身につけた後では、併録の「第一の性」でさらに世の男たちの研究を堪能できる、という構成もおもしろい。(三木秀則)

内容(「BOOK」データベースより)
「貞女とは、多くのばあい、世間の評判であり、その世間をカサに着た女の鎧であります」さあ鎧を脱ぎましょう、この大学では、姦通学、嫉妬学、社交学、整形学など種々の講座があります(反貞女大学)。そのあとで男性をじっくり研究して(第一の性)幸わせとは何なのかお考え下さい。三島のユニークな男と女の研究書二篇を収録。


カスタマーレビュー

オススメ5
女嫌い、と言うより女性恐怖症の私にとってバイブルのような本です。
女性について日頃思っている私の思いを三島さんが代弁してくれている様で、
痛快なカタルシスを感じます。

私ももちろんですが、三島さんも女性を侮蔑しているわけではないので、
老若男女にお勧めの本です。

男性はカタルシスを感じて、女性は男性を惹き付けるための技術を

学べるはずです。

この本は「第一の性」も収録しています。

女とは如何に在るべきか。3
読み進む途中で幾度か、(氏に珍しく)やや強引な展開にひっかかることもあったが、それらに一々拘泥するのではなく、素直に流麗な三島文体を愉しみ、彼の綴るアイロニーの裏側を想像しながらするすると読んでいくことができた。また、そういう読書が吉だと思う。実に気楽に読めます。