芥川龍之介全集 全8巻セット
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商品の詳細
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- 発売日: 1994-03
- 版型: 文庫
カスタマーレビュー
生々流転
エンタテインメントとしての小説という形態、芥川はその極致なのかなと思っております。特に初期。面白くて、そしてある程度納得する処に落ちる。たとえば魔女は退治される。善きことは知られる。安心してその世界に身を浸せる感覚があります。こんなこと言ったら怒られるかもしれませんが、それは時代劇やディズニー映画に浸る感覚に似ていなくもないと考えます。
但、晩期に至り作風は大きく変わります。たとえば晩年、小説『歯車』を書いた芥川は「遂に芥川が小説を書き始めた」と好意的に評されます。最初にも書いたように、わたしは小説をエンターテインメントだと思っているので、初期芥川をより評価したいと思っていますが、当時はそうでなかったようだし、現代でももちろん、そうでない人は一杯居るでしょう。
とまれ、大作家は常に生々流転、ある評価・ある立場のもとに留まることなどないのかもしれません。その流れを知る為にも全集をお薦めします。
一読の価値あり
芥川龍之介の作品はと言われて何を思い浮かべますか?
『蜘蛛の糸』が一番多く『杜子春』とか『蜜柑』が次に多いくらいでしょうか。
しかし、芥川龍之介の作品はこんなものではありません。
一度ゆっくり時間をかけて全集を読んでみるのも悪くないと思います。
短い短編なら10分とかからずに読めてしまいます。
私はやっぱり上に挙げた『杜子春』『蜜柑』が好きですね。





