浅草妖刀殺人事件―耳袋秘帖 (だいわ文庫)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #25306 / 本
- 発売日: 2007-04
- 版型: 文庫
- 275 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
凶悪な盗人「おたすけ兄弟」が隠した金を、町奉行所の中間が使い込んだ。病に罹った娘を救うために、高額の薬代を用立てなければならなかったのだ。おたすけ兄弟から追われる身になった中間だが、奉行所には頼れない―。奇談集『耳袋』を書き記した赤鬼奉行根岸肥前が、江戸に起きる怪事件の謎を次々解き明かす痛快お裁き帖。シリーズ第三弾。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
風野 真知雄
1951年、福島県に生まれる。立教大学法学部卒業。1993年、『黒牛と妖怪』で第一七回歴史文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
耳袋秘帖シリーズ第3弾
長編をベースに、各話ごとに珍しい事件・事象を絡ませるスタイル。今作では“おたすけ兄弟”と呼ばれる凶賊との対決が描かれている。“おたすけ兄弟”の由来は、互いに“タ”、“スケ”と呼び合うところから。武具関係の商店ばかりを狙い、家人に気付かれると皆殺しにする凶悪犯で義賊ではない。途中から大酉藩のお家騒動も絡まるが、タイトルの「浅草妖刀殺人」というのはメインの事件ではない。
シリーズ3作目でスタイルに安定感が感じられ、安心して読んでいられる。1、2作目よりも面白かった。長編としての話に比重が置かれているようで、その点が幸いしたようだ。また“おたすけ兄弟”が互いを奇妙な名で呼び合う理由に説得力があった。この点も評価したい。
怪しい刀
根岸鎮衛を主人公とした「耳袋秘帖」シリーズの第3作。順番に読んだ方が良いだろう。
シリーズが進むに連れ、段々と面白くなっているように思う。登場人物がこなれ、物語に馴染んできたようだ。
今回は妖刀村正を中心に、髪切り、貧乏神などが活躍する。といっても、基本的には合理的な説明が付けられるから、捕物帳としての一線は守っている。しかし、そこに欠点があるようにも思われる。上手く妖異の魅力が伝えられていないのだ。
すごいスピードで続編が出ている。一ヶ月で一冊のベースだ。どうやって書いているのだろう。





