組織の経営学―戦略と意思決定を支える
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #73144 / 本
- 発売日: 2002-11
- 版型: 単行本
- 365 ページ
エディターレビュー
日経BP企画
*組織の経営学*
米国がリードする最新の組織論研究を第一人者がまとめた書。訳者である慶応義塾大学経営管理研究科・高木晴夫教授は「原書は米国の多くのビジネススクールで使われているベストセラー教科書である」と紹介しながら、日本がこの分野の研究で米国から10年後れを取っているとも指摘する。
加えて、本書の骨子となる「組織の行動原理の確立(組織の理論)」と「自分のビジネスにふさわしい組織の構築(組織の設計)」は、日本企業が早々に取り組むべき重要課題となるであろうと強調している。
“教科書”と位置づけられている通り、第1章は「組織とは何か」の基本解説から始まるので、初心者でも読み進めるうえで苦はないだろう。企業は生き残りをかけて変化し、取り巻く環境と相互作用しなければならない今日の状況では「オープンシステム」が必然だとし、その基本構造や構成要素を子細に検討していく。
強調点の1つとして「コンティンジェンシー理論」を示す。コンティンジェンシーとは、1つのことが他に左右される状況のこと。外界との関わりの中で最適化を求める組織のモデルやアプローチ法を整理する。また各章末には、要点のレビューに役立つ「討論課題」を設定している。
出版社/著者からの内容紹介
組織の構造、戦略や目標と関わり、環境との関係、企業文化等々、ビジネスマンにも有用な組織の理論を体系的、網羅的に解説。
内容(「BOOK」データベースより)
組織のメカニズムを理解し、競争力と活力を引き出す。ビジネススクールが教える組織理論のテキスト。
カスタマーレビュー
訳書の読み方
なかなか、一人で買って読むにはつらい本かと思います(笑)。
しかし、レビューにもあるように、教科書的な構成となっており初心者にも入り込みやすくなっています。割とさらっと読み飛ばしがちな第1章で、きちんと「コンティンジェンシーとは何か」「この本一冊を通しての筋道は何か」ということを考えた上で読むと割とすんなり読めるのではないでしょうか。また、逆に最後にもう一度第1章を読み返すのも良いと思います。
内容的には、一つ一つの組織構造に影響を与える要素(コンティンジェンシー要素)について丁寧に考察されており、実際の例をふんだんに用いた解説となっているので理解しやすい。
ただ難点を挙げるとすれば、訳書であるが故と思いますが文言的に分かりにくく、どういう意味でその単語を用いているのか不明な個所が散見されます。
章末の討論課題について、討論できる仲間がいる状況で読むのが最も適する読み方かと思います。(一人で買って読むにはつらい、というのはそういう意味もあります)
原著はおそらく良いのだろうが・・・
高木先生ご自身が巻頭に書かれているとおり、この本は組織論を体系的に学ぶ入り口としては格好の良書だとは思う。しかし、大変残念であり致命的なのは翻訳である。翻訳本を読む理由は、私の場合(1)時間の節約ができることと、(2)その分野の専門家が翻訳を行っているので自分で原書を読むよりも正しく理解できると考えるからである。しかし、この本を読み進めるためには、原文に何が書いてあったのかを推測し日本語に再構成する努力が必要であり、時間を大きく浪費してしまったし、これでは正しく理解できたかどうかもおぼつかない。
翻訳は分担されているようなので部分によってバラツキはあるが、原文を参照するまでもなく誤訳だとわかる部分も散見された。学生の下訳にあまり手を入れずにそのまま出版してしまった、という印象を受ける。高名な先生のお名前で訳書を出す以上はしっかりと品質保証をしていただきたいものである。
なお、組織論の入門書としては、日経文庫の「組織デザイン」や「経営組織」が良書であるように思う。
しんどいけど良書
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