思考停止企業
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #341040 / 本
- 発売日: 2005-04-14
- 版型: 単行本
- 291 ページ
エディターレビュー
出版社 / 著者からの内容紹介
実際に始めるとどんな混乱が起きるのか? 利益は生まれるのか? 現場の最前線から、実践者だけが知りうるナレッジマネジメントの真実を公開。
内容(「BOOK」データベースより)
成果を導く手段として意味のある業務改革手法とは?リアルな組織の復活劇で読み解く変革実践書。
内容(「MARC」データベースより)
架空の企業を舞台にした物語とナレッジマネジメントの議論に際してよく出される質問に対するJECS会員の回答、章ごとのトピックに関連する理論的なまとめで構成。リアルな組織の復活劇で読み解く変革実践書。
カスタマーレビュー
さらに一段階進んだケース・スタディとして続編を期待
ナレッジ・マネジメント(KM)導入のノウハウのみならず、営業部門の実績伸展策やプロジェクト推進策について、大いにヒントが得られる優れたケース・スタディだと思います。KM導入の観点では、さすがに推進者グループであり、かつ、様々な障害を現実に乗り越えた著者群であればこその、実にリアリティに富むストリーになっており、陥り易いパターンだと共感を覚えます。
ただ、惜しむらくは、概ね違和感なく受け止められる現実的な展開であればこそ、以下の何点かについて、もう一段の深堀があれば、さらに完成度が高まると思います。
・関西本部長の抵抗は、さもありがちな事例である一方で、抵抗感を払拭した理由が希薄のように思います。全体の構成上で省いたのかもしれませんが。
・主人公が、導入システムへのアクセスが伸びない懸念こそ、同システム導入の成否を決するポイントのひとつだと思いますが、その懸念への解決策が不十分なような気がします。それ以上に、営業実績伸展や指標とする営業マンの成功がフォーカスすべきポイントで、そこでベスト・プラクティスがあれば良しとする整理かもしれませんが。
・KMシステム導入の観点では、自社開発する前提となっていますが、今日では当然ながら、例えば日本最大のQAサイトであるOKWEB社のソフトはじめ、企業向けに普及しつつあるソフト・ウェアがあるわけですから、それらの購入検討をすることも、コストや開発期間の観点から少なくとも俎上には上るはずで、その点、強いて言えば現実との乖離があったように思います。著者群の性格上、既存ソフト購入は出したくなかったのかもしれませんが。
ともあれ、これらの点がクリアになり、さらに一段階進んだケース・スタディとして、続編の発刊を切に望みたいと思います。
これからの会社の在り方
実際に自分のあるいは知り合いの会社を見てみると、この本の前半にある状況で、しかも改革(ナレッジの利用)を推進する意欲を持った人があまりにも少ない、というより殆どいない・・日本の現状の平均があふれています。
でも、その気になれば「改革」はできるし、その結果自分たちの手で「思考停止企業」からの脱却が可能だ、という気持ちにさせてくれる本です。
久しぶりに一気読みさせてくれた本でした。
ショックを受けました
いや、後半で描かれる、組織横断的なKM導入の
具体的活動のパートに、ではなくて、前半で詳細に分析される
ユニバーサル精機という企業が抱える危機、問題点、
取り巻く状況、組織が内包する課題についてです。
これは、まさに私の会社そのものの課題です。
どこの企業でも、隆盛を過ぎて、ジリ貧になっても、
まだまだ行ける、栄華再び、とどこかで楽観視している一方、
戦略や組織は旧態依然で、世の中とのの乖離は看過され、
やがては、手遅れになるものです。
問題認識を早くに正しく行い、改革に着手することを
具体的に描いたのが本書です。
文中の「営業部門のかかえる課題」という解説は、成功していた
旧世代の物売りがなぜうまくいかなくなったのか、が俯瞰的に分析され
ており、今後の大きな課題をつきつけられた思いです。
本書では、その解決のひとつの選択肢としてKMを導入するプロジェクト
を生々しく描き、3つの焦点、
「知識と情報の共有」「孤独な営業マンを救う方策」
「スペックでなく顧客のベネフィットを売る」をKMで実現させる
ことを物語の中で展開していきます。
KMはソリューションのひとつではありますが、自社の問題に対して、
率先して、まずは、自社の改革にソリューション手法を実施するという
のは大変ヒントになりました。





