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失敗の本質―日本軍の組織論的研究

失敗の本質―日本軍の組織論的研究
By 戸部 良一, 寺本 義也, 鎌田 伸一, 杉之尾 孝生, 村井 友秀, 野中 郁次郎

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  • Amazon.co.jp ランキング: #79700 / 本
  • 発売日: 1984-05
  • 版型: 単行本
  • 290 ページ

エディターレビュー

出版社/著者からの内容紹介
敗戦の原因は何か? 今次の日本軍の戦略、組織面の研究に新しい光をあて、日本の企業組織に貴重な示唆を与える一冊。


カスタマーレビュー

あなたの会社は、旧日本軍になってませんか?5
 とても読み応えのある内容でした。
 また、本書の内容は会社経営にも非常に参考になる点が多いと思いました。

 前半で6つの戦闘の経緯を詳述し、後半で6つの戦闘から帰納的に導かれる日本軍の特質を米国軍と対比することで分析しています。

 読み応えについては、単に後半で、使っている単語・文章が比較的難しい(創造的破壊、下位の組織単位の自立的な環境適応、など)ということもあるかもしれません。

 しかし、文脈で捉えれば容易に理解でき、また前半の各戦闘の説明が非常に詳細な具体例として挙げられていることで、抽象的な言い回しも十分に理解でき、かつ、抽象的にも思える文章に説得力が増します。
 
 各戦闘の敗退の理由にはもちろん、物量に乏しいというのと技術的に立ち遅れていたという日本軍の特色もありますが、本書を読むとそれだけではなく、日本の戦略策定における原則的な考え方や組織上の問題点などが一番の問題だったと言うことがわかります。
 
 さらに言うと、なぜ技術的に立ち遅れていたのかということもその根本的思想に原因があったことがわかり、今までの私の表面的な日本軍像がちょっと変化しました。

 これは、会社経営に大いに通じることがあり、非常に多くの示唆に富んだ内容でした。

 あなたの会社は、旧日本軍になってませんか?

 正直、お勧めです。

必読の名著です5
戦争論かと思われる方も多いかも知れませんが、旧日本軍を題材にしながら語られる『組織論』です。したがって、企業であれ、官公庁であれ、学校であれ、なんらかの『組織』に関わって生きている多くの人にとって多かれ少なかれ関係する『組織』そのものについて分析している本です。

いい組織を作りたいと望まれている極力多くの人に本書を読んでもらいたいと思います。

今の時代、例えば多くの企業が業績不振にあえいでいますが、その『失敗』の原因がどこにあるのかと考えた場合に、組織運営の方法に原因の一部があったりします。硬直的な組織で、自己学習が出来ない組織、あるいは過去の成功体験に上手く適合しすぎてしまうあまり変化に対応出来ない組織などなど。

軍隊に興味があってもなくても、組織論という観点から見ると非常に分かりやすい事例が述べられています。どういう風にすれば成功する組織が作れるのか?学ぶ糸口になるのではないかと思います。

最後に共同著者の一人であられる、野中郁次郎氏は現役で一橋大学大学院国際企業戦略研究科(英語のMBAコース)の教授をされており、世界的な名著『知識創造企業』の著者の一人でもあります。ご参考までに。

今、考えないといけないこと5
本著は言われるまでもなく、組織論の名著であります。

今の日本は、売上の拡大や、シェアのアップなど
高度成長期と同じ成長モデルでの
企業の成長は難しくなっており

本著を通じ教え考えさせられる組織のあり方、
現在の複雑系な組織の中でも、
基本的な組織のあり方は単純なモデルであり、
そのモデルの構築をいかようにすべきか
考えさせられました。

また、10年後、経験をつんでから
再度、読み返さなくてはならないと感じました。