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ザ・ファシリテーター

ザ・ファシリテーター
By 森 時彦

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  • Amazon.co.jp ランキング: #4929 / 本
  • 発売日: 2004-11-12
  • 版型: 単行本
  • 353 ページ

エディターレビュー

内容(「BOOK」データベースより)
「えっ、私がですか」「君ならやれるよ。いや、開発センターを大きく変えるには君しかいないと思っている。マーケティングを変えたようにね。二年で変えてくれ。その後は、またマーケティングに戻ってもらうから…」マーケティング部門のリーダーだった黒沢涼子が、畑違いの製品開発センター長に抜擢される。はたして専門知識面でも、年齢でも自分を上回る男性の部下を率い、組織を変えることができるのか…。ストーリーを楽しみながら、人と組織を動かし、自分が変わるファシリテーションのスキルとマインドが確実に身につく。

内容(「MARC」データベースより)
マーケティング部門のリーダーだった黒沢涼子が、畑違いの製品開発センター長に抜擢される。はたして、専門知識面でも年齢でも自分を上回る男性の部下を率い、組織を変えることができるのか…。ビジネススキルUPストーリー。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
森 時彦
1952年、大阪生まれ。大阪大学、マサチューセッツ工科大学(MIT)卒。工学博士(Ph.D)、経営学修士(MBA)。神戸製鋼所を経て、GE(ゼネラル・エレクトリック)に勤務。テクノロジーリーダー、マーケティング・リーダー、日本GE役員などの要職を歴任。2004年よりテラダイン(日本法人)代表取締役。京都大学大学院非常勤講師。日本ファシリテーション協会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


カスタマーレビュー

具体例からファシリテーションを見る4
小説形式をとってファシリテーションについて解説した本。フィクションではあるが具体例なので、ファシリテーターが何をやっている人なのか理解しやすい。一般的なファシリテーションの解説書だと「ファシリテーターっていろんなことやらなきゃならないな」としか思えないことでも、リアルに何をするのかが見える。

・・・ただね。一流のファシリテーターがやるとこんな感じです、というのを見せられても、これからファシリテーションをやってみようとする人にはいま一つ実感に欠けるわけです。いわば、イチローのスーパープレイ集(時々珍プレー集)を見せられているような印象で、物語としてみるのはよいかもしれないが、これをもとにファシリテーターをやろうというのは、ちょっとどうかな、と思われる。蛇足になるが、そういう点からみると、「ファシリテーション・リーダーシップ」は未熟なファシリテーターが成長していく過程を描けていて有益です。

著者が理事を務められている協会の宣伝がそこはかとなくされていたり、解説とストーリーがごっちゃでわかりにくい、などの突っ込みは入れられますが、個人的に一番気になったのは上述のストーリー設定です。わかりやすいけど、その点で減点一。

組織をHappyにするための手法5
「ザ・ゴール」と同様にストーリー調で大変読みやすく
とっても惹きつけられました。

活気を失いつつある組織、仕事に情熱を持てない人々を
如何に「燃えさせ!」目標に導いていき、
組織を再生・活性化させるか?!

そんな具体的な手法を教えてくれた本でした。

自分のこれまでのファシリテーションの印象
(=「単なる会議効率化のためのツール」程度)
をガラっと変えてくれました。

「人の良い部分を引き出し、積極的に高いパフォーマンスを出せるよう導くための手法」
だと感じたのです。

また、これまで自分が考えていた「リーダシップとはこうあるべき」
という思い込みを打ち砕いてくれました。
それはとても爽快なパラダイムシフトでした。
「押し付けでなく、人に納得感をもって、「目標・ゴール」を共有する」
理想的な形だと思います。

「やらされ感ではなく、やりたい系への導きにより、
 その人の人生を輝かせるお手伝いができる手法=組織をHappyにするための手法」
だと感じたのです。

読み終わるとすぐに「ファシリテーター2」も購入してしまいました。

組織において、
「何かおかしい!」「このままでいいのか!」と思っている人は
是非読んでほしい一冊です。
なにかの原動力を与えてくれる本です。

10倍の「抽斗」と、はずれない「梯子」4
 組織や事業の変革にファシリテーターを強力な武器にすることはできるでしょう。そのイメージトレーニングに役立つ本だと思います。実際のファシリテーションの場面にもリアリティを感じます。
 もし、自分がファシリテーションを担うとしたら、現実に必要になる道具の10倍分くらいは抽斗を持つ必要があります。最低限で安心せずいつも抽斗を増やし続ける努力をしておかないと間に合いません。ストーリーを読んで追うだけであれば簡単そうに見えてしまいますが、実際の場面で「次にどのタイミングで何をするか」を選択し準備し成果を上げることを想像すると胃液がこみ上げてくるほどの緊張を感じます。
 リアリティについて考えると、ファシリテーションを行う主役の登場人物よりも、彼女に大きなミッションを持たせて最後まで梯子をはずさない社長の存在のほうが興味深いところです。ファシリテーターという道具を使って物事を成功させるには、使えるだけの能力と意志を持った人を逆に選ぶ必要があるかもしれません。