チェンジ・リーダーの条件―みずから変化をつくりだせ! (はじめて読むドラッカー (マネジメント編))
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #2245 / 本
- 発売日: 2000-09
- 版型: 単行本
- 294 ページ
エディターレビュー
出版社/著者からの内容紹介
マネジメントの「なぜ」「何を」「いかに」を具体的に示す。いまほど、マネジメントの本質に立ち返ることが必要なときはない。
ドラッカーは「マネジメントは、理解されていない」と語る。情報をナレッジ(知識)へと高め、それを具体的な行動に結びつける総合的な行為を「マネジメント」と規定した、マネジメントの父・ドラッカー。その基本と本質を、初めての人にでも分かりやすく説いた、ドラッカーの入門にしてエッセンスが凝縮されている。まず、マネジメントとは何かが明解に説かれる。ドラッカーはマネジメントの役割を「組織の目的を果たすこと」「働く人を人間的存在として生かすこと」「社会的問題の解決に貢献すること」ととらえ、それぞれの方法を、ときに具体例を交えて明らかにしていく。ドラッカーの話の展開はシンプルで誰にでも分かりやすい。しかし、その話の内容はハッとさせられるものばかりだ。たとえば、「人のマネジメントの仕方は、いつも同じではない」。情報が高度化し、社会の変化のスピードが急激にスピードアップし、仕事が「知識労働」にシフトしている現在、マネジメントの常識も変わったのだ、とドラッカーは論ずる。ドラッカーはゼネラル・モーターズ(GM)社の経営方針と組織構造の研究を依頼されたのを始めとして、アメリカ、日本の企業の分析を数多く手がけた経験から、具体的なケースを幅広く知っている。机上の理論でなく、なるほどと実感できる話が展開されるのは、この分厚いケースを基に展開しているからであろう。さらに、より現在われわれが直面する、情報、イノベーションといった課題に言及し、すぐにでも使える具体的な方法を提示してくれる。たとえば「すでに起こった未来をみつけ、その影響を見る」。GMの成功は自動車を発明したことによってもたらされたのではなく、瞬く間に国民の輸送手段になることを「見」て大量生産の体制を整えたことによるといった例が示される。携帯電話、インターネット……が瞬く間に一般化した事実を目の当たりに知っているだけに、説得力がある。経営学の巨人・ドラッカーの著書と聞くと「難解なのではないか」というイメージがあるが、本書はそんな読者のためにこそ編まれた1冊。世界のトップマネジメントが傾聴する深い知恵を、手軽に身につけられる。
内容(「BOOK」データベースより)
今日のような乱気流の時代にあっては、変化は常態である。変化はリスクに満ち、楽ではない。悪戦苦闘を強いられる。だが、この変化の先頭に立たないかぎり、企業、大学、病院のいずれにせよ、生き残ることはできない。急激な構造変化の時代にあっては、生き残れるのは、自ら変革の担い手、チェンジ・リーダーとなる者だけである。したがって、このチェンジ・リーダーとなることが、あらゆる組織にとって、21世紀の中心的な課題となる。チェンジ・リーダーとは、変化を機会としてとらえる者のことである。変化を求め、機会とすべき変化を識別し、それらの変化を意味あるものとする者である。
内容(「MARC」データベースより)
マネジメントは「なぜ」必要なのか、「何を」行うのか、「いかに」行うのか。その基本と本質を説く、ドラッカー経営学のエッセンス。「プロフェッショナルの条件」の姉妹書。
カスタマーレビュー
マネジメントは管理ではない
マネジメントは管理ではない。
マネジメントを管理だと考え、どうにも自分になじまないと感じているマネージャーや、
管理者としてのマネージャーに日々不満を抱いている方には、ぜひ読んでいただきたい一冊。
実際、マネジメントが管理するだけの非生産的な機能しかもたないものなら、
その重要性がこれほど説かれることはない。
それは生産の機能をもった組織において、
まさにその生産性を向上させるために有効なひとつの機能こそがマネジメントである、
ということがこの本を読めば納得できる。
さまざまなドラッカーの著作から、ドラッカー自身がそのエッセンスを抽出して、
一冊にまとめあげただけあって、手っ取り早く、そのマネジメントに対する考えを
知りたい方には、おすすめします。
後継者を育て引き継ぐ
いつもながら、漠然とした自身の考えが、簡単な言葉で明確にされ、さらに具体的な対策と実施方法まで示されているところが今世紀最高の経営学者と言われるゆえんでしょう。分析のうまい評論家はたくさんいるのですが、「じゃあどうすれば良いの?」といった事に明確に具体的に応えてくれる方は本当にいないものです。
ドラッガー先生が前作の「プロフェッショナルの条件」で志されていた、現代社会に自ら変化を起こし変化と共に成長する人物を多く育てたいという意図をより強く感じました。 今著は「Management」に論点を移し、前著の専門家(プロフェショナル)とその専門家をマネージメントする(Management for・・・)で一つのセットになっています。
蛇足ながら、原著に及ぶ訳著はないと思い、今回は原書の「Management Challenges For the 21st century」も合わせて読みましたが、邦訳には現れないユーモアのセンスをも感じました。
全体をみる目
ひろく読まれるドラッカーだが,それはかれが巧みなエッセイストだからだろう。専門的な論文調ではなしに,自在にみずからの思想を書き記す。「利益など存在しない」等々,固定した見方に揺さぶりをかけ,ときに些事の堆積のように思われる仕事に,文明史的な光を投げかけ,意味づけ価値づける。
しかし,ドラッカーの考えの全体をみて,その二本柱に気をつけて読まないと,良くも悪くも誤解するかもしれない。古くからのドラッカー読みにとっては既知のことだろうが,ドラッカーの根本的な人間理解は,キルケゴールゆずりのかなり厳しく孤独な精神的人間であり,その社会理想はトックヴィルゆずりのアメリカのニューイングランドのタウンシップにおける集団主義,および小集団から階層的に形成される民主的な立憲主義である。
かれがリーダーについて語り,マネジメントを語るとき,つねにこうした社会全体像や人間像がある。これを見逃すと,ドラッカーの真意をつかみ損ねると思われる。
もし最近の選集でなどでドラッカーを気に入ったら,ぜひ『すでに起こった未来』も併読してほしい。





