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競争戦略論〈2〉

競争戦略論〈2〉
By マイケル・E. ポーター

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  • 発売日: 1999-08
  • 版型: 単行本
  • 355 ページ

エディターレビュー

ブックレビュー社
いかにして,個々の企業が競争優位を確立し,それを持続するか。対する政府,地域,企業の役割は何か
ある国の競争力は,その国の産業においてイノベ-ションを起こし,グレ-ドアップしていく能力によって決定される。著者は,競争優位の確立,保持のためにクラスタ-という概念を導入している。クラスタ-とは,特定分野における関連企業,専門性の高い供給業者,サ-ビス提供者,関連業界に属する企業,関連機関(大学,規格団体,業界団体など)が地理的に集中し,競争しつつ同時に協力している状態をいう。

クラスタ-の大切さは,経営にも,政府にも新たな課題,役割を生じる。例えば,政府の場合,競争力を育むためのマクロ経済政策についての理解は深まりつつあるが,政府がより決定的な影響力を及ぼすことができるのはミクロ経済であり,最優先課題は,クラスタ-の質を向上することである。その他に,企業の長期的な競争ポジションを強化するための投資行動にも触れ,著者の永年にわたる,ワールドワイドな実証研究の成果が示されている。 (テレコム・ネット ITコーディネーター 芦谷 庸二郎)
(Copyright©2000 ブックレビュー社.All rights reserved.)

内容(「BOOK」データベースより)
先進国産業の成功要因を徹底分析した新立地・集積理論の“クラスター理論”と、それに基づくグローバル競争戦略に加え、米国資本システムの欠点解明を踏まえた最適投資システムを提示する。マイケル・E・ポーターの新しい競争論、誕生!日本および日本企業の競争力は“戦略思考の転換”で復活する。

内容(「MARC」データベースより)
先進国産業の成功要因を徹底分析した新立地・集積理論の「クラスター理論」と、それに基づくグローバル競争戦略に加え、米国資本システムの欠点解明を踏まえた最適投資システムを提示する。


カスタマーレビュー

グローバルな地域間競争に生き残るために!!5
不況にあったアメリカ経済を立て直そうと企画され刊行された大著「国の競争優位」以来、ポーターのクラスター理論はさらに磨きがかかり重要性を増してきている。 この分野は、学問的にも未知な部分が多いが、地域や国の経済を改善したいと願う政策担当者や、企業家のニーズの高い分野でもある。事実、経済学においてもクルーグマンをはじめ多くの研究者たちがクラスター理論について研究している。まずはポーターのこの本から読んでみてはいかがだろうか?平易な言葉で驚くべき内容がかかれていることがわかるだろう

クラスター理論やダイヤモンドフレームワークが素晴らしい5
 この本は、「国の競争優位」の要約・改訂版みたいな内容になっている。すごく読みやすいが、内容は深い。経営学を応用してここまで説明できるとはすごい。普通、経営学では企業の成功要因を1つの企業の戦略に求めがちであるが、国という単位を通して見た場合には、その当該企業を取り巻く環境にも実は影響されるというのが、ここでの考え方である。

 クラスターと呼ばれる産業集積(のようなもの)や、ダイタモンド・フレームワークと呼ばれる競争環境分析などは、非常に素晴らしい。難解な経済学を学ばなくても非常に優れた分析を行うことができる。

 ポーターは古いとか死んだという人たちにポーターのことを聞くと、たいていが全くわかっていない。一度この本を読んで、きちんと理解してからそういうことは言って欲しい。
 読みこなせれば、ポーターがまだまだ新しいことを知っていただけると思います。

現代に読んでも色あせないクラスター理論4
関連する事業を地理的に連携し、事業価値を最大化する概念は
現在の価値組ビジネスにも当てはまります。
(個人的には九州の黒川温泉がはたと思い当たったりして、
既成の大規模国際企業のみならずあらゆるビジネスモデルに
照らし合わせて考えてみる価値があるのではと思った)

また、最後の章ではアメリカの投資システム/経営方法論の問題点も

指摘しており、(短期的財務利益を追求しすぎる)1999年の初版発行
を考えると達観としかいえません。