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影響力の武器[第二版]―なぜ、人は動かされるのか

影響力の武器[第二版]―なぜ、人は動かされるのか
By ロバート・B・チャルディーニ

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  • Amazon.co.jp ランキング: #539 / 本
  • 発売日: 2007-09-14
  • 版型: 単行本
  • 496 ページ

エディターレビュー

内容紹介
「ふとした隙につけこまれ、あれよあれよという間に欲しくもないものを買わされてしまった」「ひっかかるはずのない怪しい〈儲け話〉に乗せられてしまった」「人気商品なのに品薄なことが多い・・・・・・」などなど。本書の著者は、街頭や個別の訪問販売、怪しげな宗教の寄付などで苦い思いを味わった経験から、セールスマンや広告主の世界に入り込み、人がどのような心理的メカニズムで動かされるのか解明した。第二版では、世界各地の読者から寄せられたレポートを追加し、より身近に詳しく「影響力の武器」を描き出す。消費者心理のからくりをユーモラスに描いた、セールスマンにとっても消費者にとっても必読の一冊。

内容(「BOOK」データベースより)
著者は、セールスマン、募金勧誘者、広告主など承諾誘導のプロの世界に潜入。彼らのテクニックや方略から「承諾」についての人間心理のメカニズムを解明。情報の氾濫する現代生活で、だまされない賢い消費者になると共に、プロの手口から人を説得するやり方を学ぶ。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
チャルディーニ,ロバート・B.
米国を代表する社会心理学者の一人。現在、アリゾナ州立大学教授。社会的影響過程、援助行動、社会的規範などに関する数多くの業績で学界をリードしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


カスタマーレビュー

名著「影響力の武器」の邦訳第2版。さらに内容が充実しており、一読をお薦めします。5
翻訳初版も素晴らしかった本書であるが、新版においては、内容的にさらに2点の変更がなされ、より充実した仕上がりとなっている(内容以外では、ありがたいことに価格が安くなっている点、サイズがA5版からB5版に変更されている点があげられる)。内容変更の1点目は、影響過程に関する心理学的知識が格段に増加したため、「説得」「承諾」「変容」の視点から、加筆が行われている点である。2点目は、本書を読んだ読者の経験が事例としてとりあげられている点である。とりわけ後者の読者の経験事例は、本書をよりよく理解し、読者が記憶に留めておくことに大きく貢献するだろう。主に、影響力の武器が悪用された事例であるため、読者の長期記憶となるうえで、より一層効果的だと思われる。違法的な販売やカルト宗教への勧誘などから身を守るためだけでなく、より良い社会を築いていくためのテクニックとして本書が役に立つことを祈るばかりである。初めて読む方は、目からウロコが落ちる経験の連続となることは間違いない。以上のことから★5つとした。

期待以上の第2版4
第一版は以前に読んでいるのだが、第二版ではかなり強化されているとの噂があったので読んでみたのだが!
期待以上の強化版だった。

第一版を読んだ、読者からのお便り(レポート)が効果的に使われている。

例えば、価格を二倍にしたら、それまでちっとも売れなかったトルコ石が完売してしまったというエピソードに対して、フィアンセに特別な誕生日プレゼントにしようとネックレスを買いに来た友人に対して、500ドルのところを250ドルでいかに気持ちよく買ってもらうかのレポート(高価なモノ=良いものルール)があったり、

家電販売店で、保証制度延長期間を、最初は3年ものを提示しておけば、1年ものを契約してもらえる確率が1.8倍になったというレポート(拒否したら譲歩)があったりする。

新たな影響力というモノは登場しているはずもなく、それならばエピソードを増やして、「より具体性のあるおもしろみ」を追求しようという第二版の試みは、読者サービスににもなっている。
このぼくのように、2度読みする人はいないだろうが、いても満足させるだろう。

それまでは、第二版というと、加筆訂正の大規模なのものと思っていたが、そこに読者サービスという目的を併せ持っているところが、さすが社会行動心理学者!
ますます、チャルディーニさんと影響力の武器が好きになった。

1章毎に本1冊分の価値がある5
原書(第2版)は1988年に出版されている。参考文献の数、なんと365!
確かに大学の講義で利用出来るよう、工夫があり、1章完結型で進んでいく。
米国のMBAでは、こんな授業があるんだなと、ある意味、羨ましく感じる。

さて、展開としては、まず章の始まりは、どこかでみた企業広告、
その意図するところを、著者の経験をふまえて分かりやすく解説しながら授業が進む。
さらに*(アスタリスク)で本文の注釈が随所にあり、理解度がさらにアップ!
「読者からのレポート」も、まるでホントの授業に参加しているようで臨場感がわく。

よく、「他人を変える事は出来ないが、自分自身は変える事が出来る。」といわれる。
自分自身の行動を変え、その行動が他人に”影響力”を与え、その影響で他人が行動する。
本書に登場する”影響力の6つの武器”はぜひ知っておくべきだ。

内容は、たいへん深く、一度読んだだけでは、もったいない。
本当の授業で、議論できたら最高だが、なにせ社会人には
それこそ、Book Clubなどで、議論する機会があればいいのに・・・

本屋さんにそんな機会を作ってもらいたいという思いも込めて★5つ