戦争病 なぜ戦争はなくならないのか 世界に蔓延する「戦争病」と戦争ビジネス
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #573757 / 本
- 発売日: 2005-10-16
- 版型: 単行本
- 240 ページ
エディターレビュー
出版社 / 著者からの内容紹介
「戦争がなくならないのは、それが巨大ビジネスだからだ!」。元傭兵である著者が実体験を通して語る戦争ビジネスの真実と新戦争理論。
内容(「BOOK」データベースより)
戦争の本質から戦場の真実、そして日本の安全保障戦略まで。元傭兵として世界の紛争地帯を渡り歩き、数々の戦闘を勝利に導いた男が、初めて披露する超リアル戦争論。
内容(「MARC」データベースより)
なぜ、戦争はなくならないのか。戦争の本質から戦場の真実、そして日本の安全保障戦略まで、元傭兵として世界の紛争地帯を渡り歩いた著者が、実体験を通して「戦争ビジネス」の構造を語った、超リアル戦争論!
カスタマーレビュー
なるほど!そうだったのか戦争業界!!
「なぜ、アフリカでは戦争が絶え間なく行われるのか」
著者は、自身の傭兵体験から思索を深め、20世紀とは異なる、21世紀の戦争を引き起こすシステムをつまびらかにする。戦争業界で飯を食う武器商人、民間軍事会社の実態、世界初の傭兵会社エクゼクティブ・アウトカムズの報酬体系などなど。なかでも白眉であるのは、保険会社ロイズの国家保険であろう。あー、世界にはこんな戦争商品があるのだと驚いた。
著者の、「日本が戦争に巻き込まれることも、戦場になることも決して望まない、だからこそ、戦争のことをよくしってほしい」という言葉が著者の人柄を物語っている。日本が中国に飲み込まれず、東アジアで生き延びるためには、武器商人国家になるしかない、という提案も、平和を手に入れるために必要なこと、戦争は下手くそだけど技術力はある日本人、などの分析から、妥当な安全保障戦略だと感じた。
本書は、実際に戦争を体験したものにしか語れない提言に溢れた好著だ。東アジアが、世界の新火薬庫となった今刊行されたことを歓迎したい。
ビッグマウス?
~元傭兵の語る戦争論。ちょっと内容がまとまりに欠けている。
1章「人間は戦争という『病』に冒されている」と2章「傭兵から民間軍事会社の時代へ」は面白い。著者の傭兵時代の経験から、イギリス人がもっとも戦争が上手い、という話。戦争に民間企業が参入した結果、企業は毎年成長せねばならないので、戦争という市場はなくならないだろう、むしろ年々増~~えてゆく運命だ、という話。いずれも視点が独自で面白い。
しかし3章以降、急速に内容がふぞろいになってゆく印象。3章「この戦争商品がすごい」、4章「驚愕の傭兵卒業試験 私はいかにして傭兵になったか」5章「そして、私はスナイパーになった」は著者の体験談と来歴が語られているが、勇ましく派手な話が多い。どのくらい粉飾されているのかわから~~ない。6章「日本の戦争病と国家戦略」は支離滅裂で読むと眠くなる。
民間軍事会社の項が面白すぎただけに、他の完成度が低く残念。~
無能には理解不能
著者の「おれは戦争下請け屋」の続編といった内容だが、驚愕するのは「日本は武器商人国家となるべし!」とのアプローチだろう。
こんなアプローチをした知識人はおそらく古今にいなかったはずだ。
また、戦場体験にしても決して武勇伝を語らない。これは前作と同じだ。他の自称傭兵、自称元傭兵の著書は「戦友を美化」し過ぎて信用がならない。これが分からないからこそ我々日本人は「平和ボケ」など言われるのだろう。心して読むべき秀作だと推薦する。



