五感を刺激する環境デザイン―デンマークのユニバーサルデザイン事例に学ぶ
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #165746 / 本
- 発売日: 2002-05
- 版型: 単行本
- 211 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
人の感性にはたらきかけるすばらしいデザインが生まれる!福祉先進国にみるバリアフリーデザインの新パラダイム。
内容(「MARC」データベースより)
人間の五感に注目し、建築や、環境デザインに生かされた、福祉先進国デンマークの豊富な事例や考え方を紹介すると共に、わが国のユニバーサルデザインの在り方を示唆した書。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
田中 直人
1948年神戸生まれ。大阪大学工学部建築工学科卒業。東京大学大学院工学系修士課程修了(建築学専攻)。神戸市にて福祉まちづくり、ニュータウン、公共施設など建築・都市開発の計画やデザインを担当後、神戸芸術工科大学環境デザイン学科助教授・教授を経て、摂南大学工学部建築学科教授。工学博士。一級建築士
保志場 国夫
1963年金沢生まれ。京都大学大学院工学研究科修士課程修了(建築学専攻)。UFJ総合研究所(旧三和総合研究所)にて、公共施設の事業計画やニュータウンの基本計画など、まちづくりのコンサルティングを担当するとともに、障害者や高齢者に関する福祉計画や施設計画を担当。2001年より(株)プロモーション・コンサルティング・ファーム取締役として出向中。一級建築士。技術士(建設部門、都市及び地方計画)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
わかりやすく考えさせられるデンマークの事例
~視覚に偏りがちな日本の建築事情をつくっているひとたちに、ぜひ読んで欲しい一冊。
「五感が刺激される」デザインとは、とふと身の回りを見渡してしまうはずだ。
空間というのは本来五感で感じるはずのもの。
私たちはそれを忘れてしまってはいないだろうか?
ハンディキャップを持っていないこと、が
~~
実は視覚に偏って、「体験」する世界を狭くしていることに気づかされる。
ぜひこういったデザインに、日本でも出会いたい。
建築デザイン関係者でなくとも読みやすいわかりやすい文章なので★5つ。
ぜひデンマークへ行ってこのデザインを「体感」したい!と強く思う。~
私の人生に方向性をつけた作品
私は今まで障害者のことなど考えもせずに、生きてきた。
日本のバリやフリーは過剰なまでになされているから、彼等にとっても住みやすい環境なのだと妄信してきた。
しかし違っていた。
そのことをこの本は教えてくれた。
確かのこの本はバリアフリーとユニバーサルデザインの線引きが不十分かもしれない。少々偏ったものの見方をしているのかもしてない。しかしそんなものは、たいしたことではない。
何よりも、具体的な事例と、現状とを我々に気づかせてくれるだけで、十分なのではないだろうか。
少なくともここに、この本によってバリアフリーやユニバーサルデザインについて関心を持ったものがいるのだから。
事例がたくさん、バリアフリーの考え方を紹介
デンマークの事例をたくさん用いて、福祉先進国で実現しているバリアフリーの方法を紹介されている。
本書は、バリアフリーデザインからユニバーサルデザインに通じる要素を紹介しているのであって、ユニバーサルデザインの本ではない。
優れたバリアフリーデザインはユニバーサルデザインに繋がったりヒントになる、という視点で書かれている。
著者もそのような感じの指摘をしている。
「だったらタイトル変えろよ」と思うところ。
「デザインを壊さない」、「健常者や他の障害者に負荷が掛からない」を実現するデザインの方法として、五感に訴えるデザインをデンマークの事例からふんだんに用いて表現している。
確かに外観を壊さない方法論としては優れているかもしれない。
著者が最初に定義するように使用者の声を聞いてみたい。
冒頭に使用者の声を聞いてデザインすべし、と定義しながら
使用者の声を掲載していない、というのは意図してのことであろうか。
また、細かい事例をたくさん紹介しようと紙面を割くあまり、
包括的な視点が欠如し論理的にまとめようという気がまったくない。
最後に北欧で活躍する有名デザイナーを紹介してくれるのだが、
ことここに至っては、胡散臭さを覚えてしまう。
「やっぱり欧州はデザイナー」と盲目的に信奉しているように
写ってしまう。
検証という点がすっぽり抜けているのである。
本書はバリアフリーを考える事例集である。
そういうものを求める方には参考になる本である。
私のように商品開発に味付けをしようと思って、
使いやすいデザインとはどういうことか、と真面目に考えようと
している人にとっては、時間の無駄だ。





