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世界の測量 ガウスとフンボルトの物語

世界の測量 ガウスとフンボルトの物語
By ダニエル・ケールマン

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  • Amazon.co.jp ランキング: #61370 / 本
  • 発売日: 2008-05-23
  • 版型: ハードカバー
  • 334 ページ

エディターレビュー

内容紹介
知の歴史に偉大な足跡を残した天才、ガウスとフンボルトを主人公とした哲学的冒険小説。ドイツ文学では『ブリキの太鼓』『香水』と並び賞される傑作、待望の邦訳。ドイツ国内では130週にわたりベストセラーリストに名を刻み、120万部の売上を記録。世界45か国で出版。

内容(「BOOK」データベースより)
知の歴史に偉大な足跡を残した天才、ガウスとフンボルトを主人公とした哲学的冒険小説。

内容(「MARC」データベースより)
博物学者・地理学者アレクサンダー・フォン・フンボルトと数学者・天文学者・物理学者カール・フリードリヒ・ガウスという、知の歴史に偉大な足跡を残したドイツ人ふたりの哲学的冒険小説。


カスタマーレビュー

技術書ではありません、ワールドベストセラーです。5
測量技術書かと思いきや、数学の天才ガウスと探検家フンボルトを主人公に彼らが成し遂げた数々の発見・業績を物語風に書き綴ったドイツ発の冒険小説。ワールドベストセラーになったとだけあってなかなか面白いです。

数学にまつわる話を小説にしたという意味では小川洋子の「博士の愛した数式」的な側面もありますが、この本はむしろ、ガウスとフンボルトが歴史的発見をした当時のエキサイティングな情景を文章から想像できる楽しさを提供してくれます。現在において日々たくさんの発見があるのでしょうが、「歴史的な大発見」となるとなかなかありませんよね。だからこそ「歴史的な大発見」をした彼らを主人公にしたこの小説は読む人に爽快感を与えつつある種の疑似体験をさせてくれるのかもしれません。難しい数式はでてきませんが、文体はやや固いです。

硬そうな印象でしたが…4
今までドイツ文学作品には手を出したことが無かったのですが、
新聞の書評で面白いとベタ褒めの記事を見て購入してみました。

購入前は少し理系よりなのかな?っと心配したのですが
偉人伝のような感覚で読める冒険小説でした。

最初国内文芸書と同じ感覚で読むと読みにくかったのですが、
3章のフンボルトの少年期の話が始まることから一気に面白くなってきます。
地理学者・探検家であるフンボルト、数学・物理学者であるガウス。
片方は様々な国々を自身の足で歩み、世界を測量し、
片方は一つの土地に留まり、数式で世界を測量し続ける。
まったく違う人生を歩んできた二人の道が時折交錯してく模様は、
気がつけば読む手が止まらなくなるほど読んでいて面白かったです。

この小説を読めたことで
日本の感覚と世界の感覚、表現法やユーモアさなどの違いを改めて実感し、
そういった観点から見ても非常に面白く興味深い作品だと思いました。
売れているのも納得の1冊でした。

2人の天才が全く違う手法で、世界を理解しようとするところがおもしろかった!4
「ダビンチコードやハリーポッターを超えたドイツのミリオンセラー小説」なんていうので、手にとってみたのだけれど、ちょっと思惑と違いました。かなり大人向き。偉人伝好きの私としては、2人の天才が全く違う手法で、世界を理解しようとするその極端な生きざまは、面白かったです。ただし、文体がかっちりしているので、子供にはちょっときびしいかも。小説好き、偉人伝好きの中学生以上なら読んで楽しいかも。僕の記憶の中では、フンボルトもガウスも、たぶん中学高校の世界史で習ったとき以来、久々の登場でしたし、正直どんな偉人だったかも忘れていました、が、今回この本を読んで、かなり記憶に深く刻まれました。目的が同じでもアプローチの手法はひとそれぞれ、解き明かそうとする情熱こそが大切なんですよね。