サルでもできる弁護士業
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #151953 / 本
- 発売日: 2008-12-17
- 版型: 単行本
- 192 ページ
エディターレビュー
内容紹介
歪んだ日本の弁護士業界の内幕を
すべて白日の下に曝す!
傲慢で、怠惰で、仕事のできない日本の弁護士たち。そんな弁護士たちが支配する閉鎖的な弁護士業界。本来なら、庶民の側に立つ<法の番人>として、「法」によって人々の抱える問題を解決し、また「法」の使いこなし方を人々に伝えなければならない立場であるはずの弁護士だが、まったくその役割を果たしていない。それはなぜなのか。法律事務所 ホームロイヤーズ所長の西田研志弁護士が、非効率で「人々の役に立たない」旧態依然とした日本の弁護士業界を糾弾! 日本の弁護士、弁護士業界の現状と問題点を白日のもとにさらし、弁護士業界の改革を訴える一冊。
内容(「BOOK」データベースより)
どこの国と比べてみても、日本の弁護士は特殊だ。彼らは、人々のために仕事をするのではない。彼ら自身のために仕事をするのである。世間の常識は、弁護士の世界では常識ではない。歪んだ日本の弁護士業界の内幕をすべて白日の下に曝す。
著者について
西田研志(にしだ けんし)
法律事務所ホームロイヤーズ所長弁護士。
1949年、長崎県佐世保市生まれ。
佐世保南高校、一橋大学法学部卒業。学生時代に一橋大学奥アマゾン第二次踏査隊長を務める。
卒業後、日商岩井入社。87年弁護士登録。フィリピン残留孤児や日比混血問題、ドミニカ移民問題などの国際人権問題分野の開拓者としても知名度が高い。一方、弁護士広告解禁、価格自由化を提言し、弁護士業務改革のリーダーとして注目されている。
カスタマーレビュー
サルでもできない業務は誰がやるのか。
若い弁護士をサル扱いしながら、著者経営の事務所にいる弁護士は、著者以外、若い弁護士が多いように思う。
また、弁護士業務の行き過ぎたマニュアル化も賛成できない。
著者の言動は弁護士界に一石を投じており、注目している弁護士であるが、この著書が意図的な問題提起ゆえの極論ならばいいのだが、これが本音なのならば、極めて残念。
何が依頼者のため?
星一つの理由は、弁護士でない読者にとっては余り興味が無い情報であること、著者自身が推進する法律事務所の広告宣伝活動の一環に感じられること、個人的には著者の考え方に賛同できないことです。
「弁護士しかできないこと」と、「弁護士でなくてもできること=事務員でもできること」をしっかりと分けて、数多くの事務員を使用して業務を合理化(安い給与の事務員にできるだけ多くの仕事を分担させる)すれば、大量の仕事を効率良くこなすことができるのは事実でしょう。
でも、それを「収益性向上のため」と正面から言わずに「多くの人を助けるため」というのは、私としては欺瞞に感じます。
また、「弁護士でなくてもできること」の中に、相談者や依頼者の人生の悩みや愚痴に耳を傾けたり、人生のアドバイスをすることが含まれるとすれば、私はそのような合理的な弁護士には人生の大問題を相談したくありません。
「合理化すれば価格が下がる」「安かろう悪かろう」いずれも市場では良く言われる言葉なので、危険性も含めて弁護士に相談する人が自分で判断するしか無いとは思いますが。
サル弁とは好表現!(正月読書をフライングだっ)
ホームロイヤーズとは、名前だけは聞いたことあるのではないだろうか。そう、電車内広告だった。確かにそういえば、ここ以外に法律事務所が広告打っているって、余り聞いた事がなかった。(この理由は読めば納得できます、スッキリ!)朝刊広告で見て、アマゾンのページを見て、そしてなによりも、先掲のレビューに対する評価を見て、その背景を知るために早速3冊読破。弁護士会の為の弁護士、弁護士は皆が思っている程知識無い、放置国家やら官治国家…。独断と偏見に満ちた試論とは位置付けているが、一市民がこれを読んで、決してこれが独断でも偏見でもないと思わせてしまうところに、問題の根深さが感じられる。
三冊とも、細かい論点こそ違えど、共通する強い問題意識がある。細かい法律サービスが国民経済に広く要求されているにもかかわらず満たされていない現状と弁護士当たりの処理件数の少なさ。要点はこれを労力の限界と捉え単に弁護士増を要求しているのではなく、弁護士業の効率性の悪さから指摘している。その諸悪の根源を「弁護士会」と「弁護士法の非弁業務禁止の規定」としてその背景も加えて糾弾している。本当なの…と思わずビックリな話です。。。そして一方では効率化のために補助的役割を果たす人員や相互に連携する専門家との協力の重要性と、これからの弁護士に向けて、会や派閥に囚われることなく自由に羽ばたける様指針を示している。そしてこの効率化こそ、金銭的に些細な事件等も取扱いの対象となり、結果法により救われる人が増えることを訴えている。
本書のあとがきでは一つのエピソードが記されているが、「弁護士が自由業であること」ということがどれだけ大切か、そして現状どれだけ縛られているか、ということが思い知らされるほど、恐ろしい教訓が記されている。一読あれ。




