グレイの瞳に花束を (ラベンダーブックス)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #9802 / 本
- 発売日: 2009-01
- 版型: 文庫
- 445 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
19世紀ロンドン。先代が亡くなり、第8代ダンヴァーズ伯爵となったマーカスは、ローリング三姉妹の後見という義務まで引き継ぐことに。マーカスは三姉妹に高額な持参金を用意し、どこかに嫁がせようとする。ところが長女のアラベラは突然マーカスの館に押しかけ、絶対に結婚はしないと言い放つ。アラベラはマナー学校の運営で利益をあげ、独立心にあふれていた。だが、火花を散らすようなアラベラの激しい気性に、マーカスは心を奪われてしまう。彼女を自分のものにしたくなったマーカスは、取引をアラベラに申し出る。それは2週間だけ求婚のチャンスを与えれば、三姉妹は自由に生きていいというものだった。突き放そうとするアラベラと、たくみな誘惑術を試みるマーカス。伯爵の大胆な作戦にアラベラは耐えきれるのか?情熱のたぎる、ホットなヒストリカル・ロマンス。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ジョーダン,ニコール
軍人の家庭に生まれ、高校生活はドイツで送る。ジョージア工科大学で土木工学の学位を取得後、生活用品メーカーの製造管理部門に8年間勤務し、作家に転身。これまで20作以上のヒストリカル・ロマンスを執筆し、発行部数は累計400万部に達す。ニューヨークタイムズ・ベストセラーリストの常連。2007年にはロマンティック・タイムズのヒストリカル・ロマンス部門功労賞(Romantic Times Career Achievement Award for Historical Romance)を受賞。RITA賞のファイナリスト、米国ロマンス作家協会(RWA)の年間人気作品賞(Favorite Book of the Year)、100人以上からなるロマンス小説評論家集団より贈られるドロシー・パーカー優秀賞(Dorothy Parker Award of Excellence)などの栄誉にも輝く
森野 そら
東京生まれ。東京外国語大学卒業。英米文学翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
情熱よりも強い思いやり
物語は、伯爵の地位と共に相続した、三人姉妹の後見役という面倒な役割をヒーローが友人に嘆いているところから始まります。
フェンシングをしながら三姉妹をどうしようかと相談しているとき、急に入ってきた三姉妹の長女。
彼女の要求は、自分たち三姉妹は経済的にも自立しているので後見は必要なく、自由にしてほしいというもの。
目を見張るほどの美しい顔で要求を突きつけ、鋭く対抗してくる彼女に心奪われたヒーローは、なんと彼女に求婚してしまいます。
当然、求婚ははねつけられるのですが、ヒーローは自由になりたいという彼女の要求を逆手に取り、二週間彼に求婚期間を与えるかわりに、彼の誘惑に耐えられたら三姉妹を自由にするという賭けを持ち出すのですが・・・、果たして、ヒーローの求婚は上手くいくのか?あの手この手の誘惑作戦が見所です。
一見、官能的なラブシーンに目がいきがちですが、ヒロインも「誘惑よりも彼の思いやりの方が抵抗するのが難しい」と思っているように、随所に見られるヒーローの優しい思いやりがロマンス度をぐっと引き上げています。
ホットなラブシーンに定評のある作家さんのようですが、ラブシーン以外のシーンもレベルが高くて嬉しい驚きでした。
次回作はヒロインの妹が主人公のようで、次も期待できそう!とても楽しみです。
期待を裏切らない
ヒロインは三姉妹の長女アラベラ。姉妹の母は愛人と駆け落ち、父は愛人がらみの決闘で命を落としています。スキャンダルは御法度の上流社会で姉妹は難しい境遇にありますが、レディ養成のアカデミーを運営し、経済的自立を果たしています。
ヒーローはそんな三姉妹の後見人となってしまったダンヴァーズ伯爵マーカスです。後見人として三姉妹をうまく片づけようと、嫁ぎ先を探しています。
結婚などしないと抗議に訪れたアラベラの、炎のような気性にマーカスは強く惹かれ、数日後には自分との結婚を申し込みます。もちろん抵抗するアラベラに、マーカスは「賭け」を申し入れます。2週間の求婚期間にマーカスがアラベラの承諾を得られなければ、三姉妹は後見人から自由になるというものです。
「賭け」を受け入れたアラベラですが、魅力的なマーカスの誘惑にどこまで耐えられるのか……。
「官能的なヒストリカル・ロマンスの第一人者」とのうたい文句どおり、作者のサービス精神には恐れ入りました。読者の期待を裏切らない、ロマンスの王道の展開も気分よく読めます。
欲をいえば、もう少し期待を裏切ってほしかったような気もするので、☆×4に。
巻末に次回作のプロローグがついています。三姉妹の次女ロズリンと、アラベラに冷淡だったアーデン公爵(マーカスの友人)の恋。気になります!
乞うご期待
あらすじについてはみなさん書かれているので再掲しませんが、スリリングでロマンティック
な恋の駆け引きが魅力的。
実は原書でシリーズ全部読破済みで、どれも面白かったので邦訳の出版を待っていました。
周りの登場人物も実に魅力的で、今後も楽しみな展開満載です。
これからどんどん面白くなるので、3月25日出版の続編も本当に楽しみです。





