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自由と繁栄の弧 (幻冬舎文庫)

自由と繁栄の弧 (幻冬舎文庫)
By 麻生 太郎

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  • 発売日: 2008-09
  • 版型: 文庫
  • 332 ページ

エディターレビュー

内容(「BOOK」データベースより)
元オリンピック日本代表選手にして、外務大臣など要職を歴任。卓越した外交論、国家論、経済論、日本人論を展開する一方、シェイクスピアを極めゴルゴ13を愛しオタク文化を熱く語る。事務所の書斎には祖父吉田茂の写真とチェ・ゲバラの肖像画、ドアにはマリリン・モンローのポスター。日本の未来に命を懸ける政治家の徹底的にポジティブな全思考。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
麻生 太郎
1940年生まれ。学習院大学政経学部卒業。米英留学後、会社経営。日本青年会議所会頭などを経て、79年衆議院議員に初当選。自民党政調会長、幹事長、総務大臣、外務大臣などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


カスタマーレビュー

麻生新総理の地政学5
此の「自由と繁栄の弧」はH.J.マッキンダーのハートランド理論や其れを発展継承させたスパイクマンのリムランズ理論を彷彿させる訳ですが,孰れにせよ日本からの視点で此の様なVisionを示した事は大きな意義があると思います.

本書の中にある「自由と繁栄の弧」を示した地図を観ると,其れがユーラシア大陸の中心をグルッと囲む様に,日本を発して東南アジア,南アジア,中東,西アジアを経て,そして欧州へと繋がっている.其れは経済や政治で対立する大陸の国家群ロシア,チャイナ,南北コリアへの牽制であり,其等を囲む様に自由と繁栄の国家群を築き上げようと言うプランである事も感じられます.

勿論,チャイナへの牽制ばかりでは無く今後大きな市場たり得るチャイナに対して如何にして共に利益を享受するかと言う事も述べられています.マクロ視点としての「自由と繁栄の弧」を示し軸にして,ミクロ視点として日米間,日中間を外交政策からどの様にすべきか,そして其の為には日本はどうすべきかと言うVisionを示している,今迄の外交政策では日米,日中の様に二カ国間の対処策的な処が多かったが,此れは久し振りに観る,多くの国・地域を股に懸けた空間的な繋がりを持たせていると同時に,スケールを重ねた重層的な戦略Visionであると思います.

受動的な日本から能動的に自国の価値を発信する日本への変貌を期待させる内容です.新総理になった麻生氏が何処まで此の政策を実現出来るかにも期待したいです.

柔軟な対中国政策5
この麻生氏の講演集は、経済、軍事、政治、外交の面で影響がますます巨大化する中国に
対応するための外交政策の指針がメインテーマとなっているように思う。

日本の21世紀の対中国政策は、経済・貿易は積極的に関係を深めながらも安全保障の面では
(1)米国との同盟関係を堅持し、台湾問題も含め中国を牽制する。
   =>中国との軍事衝突の危険性をはらむ。
(2)米国との同盟関係は維持しながらも、中国とも一層友好関係を深める。
   =>いずれは中国の桁違いの大きさに飲み込まれてしまう可能性がある。
という悩ましいニ者択一的議論しかされていなかったように思う。

しかし、この本では「自由」という価値観を全面に出し、東南アジア、インド、中東、旧ソ連
の中央アジア諸国、東欧、北欧という国々を弧状のフロンティアと見立て、友好関係を維持
すべき国を見出す指針としているようだ。
背後にはEU(NATO)とアメリカがあり、よく見ると、ロシア、中国という旧共産圏を
取り囲み、北半球を一周する楕円型になっていることに気が付く。

第2次大戦以来、日本はODA、PKO等の国際支援の場で、けして他国に自分の価値観を
押しつけることはなかったが、台頭する中国に対し、封じ込めるというよりも、自由という
価値観により、自由主義陣営に引き付けるという方策に見える。

これは今までになかった視点であり、日本にとっては、最善の外交方針なのかも知れない。
これなら親中派も反中派も納得できるのではないだろうか。柔軟で懐の深い世界観だと思う。

★★★日本に対する深い愛情が感じられる一冊★★★5
本書を読んで、麻生総理の感動的な所信表明演説を思い出しました。

麻生総理は、「私は日本の可能性を信じています、私は決して逃げません。」と断言されました。

そして、その言葉通り、麻生総理はマスコミの狂ったような反麻生のネガティブキャンペーンに負けず今も総理として頑張ってくれています。

本書を購入された皆さんの中にはもしかしたら「面白半分」で購入された方もおられるかもしれませんが、

本書を読めば、麻生総理の魅力と「国を想う心」に必ずや心を動かされると同時に、

「麻生総理を誹謗中傷していた日本のマスコミの馬鹿さ加減と彼らの異常な反日・自虐ぶり」を痛感されることでしょう。

「日本という国家に対する誇りと愛情に溢れた麻生総理の所信表明演説に感動した我々日本人とは違い、

麻生総理の所信表明演説を敵意と憎悪に満ちた目で見ていた異常な連中が日本の政界・官界・マスコミ業界には恐ろしいくらいに沢山存在していた(いる)」

ということを我々日本国民は絶対に忘れてはいけないと思います。

麻生総理、我々日本国民を勇気づけてくださり有難うございます。

本当に素晴らしい著書を有難うございました。

一人でも多くの日本国民の皆様方が本書をお読みになられるよう願います。