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依存 (幻冬舎文庫)

依存 (幻冬舎文庫)
By 西澤 保彦

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  • 発売日: 2003-10
  • 版型: 文庫
  • 638 ページ

エディターレビュー

出版社/著者からの内容紹介
大学の指導教授の家に招かれた千暁は教授の新しい若い妻を見て青ざめた。「あの人はぼくの実の母なんだ。ぼくには彼女に殺された双子の兄がいた」衝撃の告白で幕を開ける愛と欲望の犯罪劇。

内容(「BOOK」データベースより)
安槻大に通う千暁ら仲間七人は白井教授宅に招かれ、そこで初めて教授が最近、長年連れ添った妻と離婚し、再婚したことを知る。新妻はまだ三十代で若々しく妖しい魅力をたたえていた。彼女を見て千暁は青ざめた。「あの人は、ぼくの実の母なんだ。ぼくには彼女に殺された双子の兄がいた」衝撃の告白で幕を開ける、容赦なき愛と欲望の犯罪劇。

内容(「MARC」データベースより)
「ぼくには、実の母親に殺された双子の兄がいたんだ-」 匠千暁の双生児の兄を殺した母・美也子が、ふたたび千暁の前に現れた目的とは何なのか? いま最大の危機が千暁を襲う。匠千暁シリーズ第6作。


カスタマーレビュー

男と女3
 単行本(2000年)→幻冬舎ノベルス(2001年)→本書。
 匠千暁シリーズの一冊。かならず、前作『スコッチ・ゲーム』から順番に読まなければならない。そうしないとストーリーがまったく分からない危険がある。
 推理小説というのではない。主人公たる匠千暁の過去、また登場人物たちの人間関係を描いた物語だ。シリーズをずっと読んできて、思い入れのある人には感慨深い作品だろう。私もそうで、それなりに感動したのだが、いざ振り返ってレビューしてみようと思うと、評価に困る作品でもあった。
 いろいろ矛盾もあるし、ディテールのバランスが悪いような気もする。いつも繰り広げられる登場人物たちの推理ゲームにもキレがない。
 テーマは理解できるし、主人公たちへの思い入れも感じられるのだが、うーん。
 取りあえず言えるのは、シリーズのファンなら読むべき、そうでない人は手を出さない方が無難ということだけだ。

一気に読みました。5
タックシリーズの中で、私はこの作品が一番好きです。
ウサコの印象的なモノローグから始まる世界に
一気に引き込まれます。
このシリーズは、どれも親子関係の奥深いところを書いているので
読んでいて辛くもなるのですが、ボアン先輩に癒されます。
とにかく面白いのでぜひ読んでみて下さい。

激白・・・4
所々にミステリらしき謎解きはあるが、メインの物語としては登場人物達の心情と自己欺瞞の告白。
このシリーズを読んでいる読者にはかなり大きな動きの有る作品だが、そうではない読者には少々冗長かもしれない。
心を守るため、無意識が真実を捻じ曲げて記憶するような暗黒の記憶が引きずり出される。
かなりヘビーな物語ではあるが、その後にきちんと救いがあるので、読了後は爽快感が残る。