非戦
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商品の説明
■坂本龍一「あとがき」より
事件以降、大手メディアの流す報道は、一部質の高い論評などもあったが、多くはアメリカ寄りの一方的なものが多いと感じられ、残念ながらそこからはテロと戦争の真実が見えてこなかった。このような非常事態の中で、いかにぼくたちが「真実」から遠ざけられているか、改めて気づかされる。
一方、ネットには様々な陰謀説も含めて、多種多様な論考や意見がとびかっていた。そこでぼくは、ニ、三人の友人たちと、お互いに重要だと思われる論考や記事を発見しては、メールで送り合うことを自然発生的に始めていた。そして煩雑さを避けるため、この情報交換はメーリングリストへと発展した。そして、このメーリングリストに、次々と新たな友人たちが加わり、交換される情報も増していった。
お互いに情報を送り合う中で、いつしかそれらの論考や記事をまとめた本を出版しようという話しがもちあがった。一般のメディアではあまり目にすることのない、こうした声を少しでもたくさんの人に読んでもらいたいとの思いからだ。
■主な執筆者
坂本龍一(音楽家)
村上 龍(作家)
中村 哲(ペシャワール会現地代表)
加藤尚武(鳥取環境大学学長、日本哲学会委員長)
上村英明(市民外交センター代表)
辺見 庸(作家)
山本芳幸(国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)カブ-ル事務所所長)
重信メイ(ジャ-ナリスト)
梁石 日(作家)
佐久間智子(元市民フォ-ラム2001事務局長)
小林一朗(CHANCE!(平和を創る人々のネットワ-ク)事務局長)
TAKURO(ミュ-ジシャン)
桜井和寿(ミュ-ジシャン)
大貫妙子(歌手)
佐野元春(ミュ-ジシャン)
青山貞一(環境総合研究所所長 )
戸田 清(長崎大学 環境科学部助教授)
田中 優(未来バンク事業組合理事長)
熊谷伸一郎(季刊「中帰連」編集委員)
宮内勝典(作家)
逢坂誠二(北海道ニセコ町町長)
銀林美恵子(「戦争への道を許さない下町女たちの会」世話人)
羽仁カンタ(A SEED JAPAN理事)
森野栄一(経済評論家「ゲゼル研究会」主宰)
星川 淳(作家、翻訳家)
バーバラ・リー(米・カリフォルニア州選出の連邦下院議員、民主党)
ジョン・ゲラッシ(政治学者)
ジョン・ピルガー(ジャ-ナリスト、映像作家)
ヴァンダナ・シヴァ(科学・技術・天然資源政策研究財団主宰)
リゴベルタ・メンチュウ(人権運動家、ノーベル平和賞受賞者)
エドゥアルド・ガレアーノ(ジャ-ナリスト、作家)
ロバート・ボウマン(宇宙防衛研究所所長)
ペルベース・フッドボーイ(パキスタン、カイゼアザム大学量子力学教授)
ハワード・ジン(歴史家)
ウィリアム・シャバス(アイルランド人権センタ-理事)
シーモア・ハーシュ(ジャ-ナリスト、ピュ-リッツァ-賞受賞)
デヴィッド・ダンカン(作家、環境運動家)
モハマド・アブタヒ(イラン副大統領)
チャルマーズ・ジョンソン(国際政治学者、日本政策研究所所長)
テリー・テンペスト・ウィリアムス(ネイチャ-ライタ-)
ウェンデル・ベリー(作家、詩人)
A.T. アリヤラトネ(サルボダヤ運動指導者)
ユスフ・イスラム/元キャット・スティーブンス(歌手)
ポール・ホーケン(著述家) ……他
商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #112495 / 本
- 発売日: 2001-12-20
- 版型: 単行本
- 401 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
全世界が切望する「希望ある未来」のために、戦争という暴力は認められない。世界の深い亀裂を埋める平和の種子を集めた一冊。
内容(「MARC」データベースより)
戦争が答えではない。全世界が切望する「希望ある未来」のために、戦争という暴力は認められない。マドンナ、オノ・ヨーコ、大貫妙子、バーバラ・リー、マハトマ・ガンジー…世界の深い亀裂を埋める平和への想いを集めた一冊。
著者 sustainability for peace
真実を知ることこそが力 アメリカ本土に対する残虐非道なテロ攻撃に対し、ブッシュ政権と同盟諸国のとった限りなく報復に近い武力攻撃という選択肢しかなかったのだろうか。事態の背景を探り、真の解決をめざす可能性は無限に開かれていると私たちは思う。とりわけ平和憲法をもつ日本人として、それらの可能性をもっとていねいに、皮相な現実に押し流されない勇気をもって考え抜こう。本書に収められている国も思想も背景も違う様々な人々のメッセージがそのための糧になることと信じている。
カスタマーレビュー
事実を知ること
本書を読んでまず感じたことは、「検閲のない世界に生きているはずなのに、こんなにマスコミで伝えられない事実があるのか?」ということ。同時多発テロがなぜ起こったか、そしてそれに続くアフガン攻撃の意味するものは何かという声やこれを契機に思ったことを、世界中から集め、一冊の本にしている。今まで、自分が知らない(というか知ろうとしなかった)事実を目のあたりにし、圧倒されている。事実を知り、それを行動に変えていく勇気をもらった気がする。
世界はアメリカのためにある
9.11テロについて世界中にこれ程冷静な人物達が存在する事に安堵する。今回の異常なまでのアメリカン・ナショナリズムの高揚は主に西側諸国において容認されるか黙認されるか、兎に角、人命についての根深い不平等性を背景に持つ米国の正義を又もや認めさせることに成功した。WTCで亡くなられた約6000人の人命と(歴史が証明する)米国により失われた西側以外の数百万人の人命。明らかに米国の権力者・特権階級は何かのためにその全てを利用した。米国の戦争の歴史、殆どは過ちに終わっている。“新しい戦争”もその法則に従えば結果は然り。WTCの6000人の人命は復讐を望んでいるのか?罪なき多くの人命を失わせるよう大統領に誓願しているのか?
語ることは徒労かもしれない。しかしあらゆる兵器より平和の実現には最も効果のある武器となりうる。そう信じたい。
圧倒的なマスコミ論調の中で
まだ三分の一しか読んでいませんがアップします。911以来、報復賛成の圧倒的なマスコミ論調のかげで、この本のような様々な意見がインターネットの世界で交わされていたとは驚きです。
あの米国で、当時の雰囲気のなかでフィリス&オーランド・ロドリゲスさん夫妻の手紙は涙なしで読めませんでしたが、悲しみを越えて崇高な理念はひしひしと伝わります。
凄惨な事件でしたが(そして今も続いておりますが)、同じようなことは911だけではないことをあらためて知りました。
インターネットはグーテンベルグの活字の発明に匹敵する情報の革命です。マスコミを如何に操っても草の根の声は世界を飛び回るのです。それを知ったことが、悲惨な事態のなかでほのかな希望の灯と思えます。
インターネットで発信された人々、それをすくい上げて本ににまとめられたSPの方々、そして出版された幻冬社にお礼を申し上げます。





